国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   コミュニケーション   ちえちゃん

 互いに見知らぬ者どうしが出会う時は言うまでもなく、すでに知り合っているものの間でも、出会いがある程度の離別の後で起こった場合には、動物・人間を問わず一般にあいさつ行動が見られる。毎日一緒に暮らしている家族の場合でもまた同じ学校や職場に通うものどうしでも、一夜明けた朝の出会いのときには、必ずあいさつをする。人間と動物のあいさつ行動で大きく違う点は、動物は先の予測ができないため、別離」のあいさつができないことである。(三文抜書き)
私がこの話を読んで一番大切だと思ったことは人間同士のコミュニケーションをとりおたがいに仲良くするということだ。
 私にも似た話がある。みなさんの家でも同じだと思うが家では毎日するあいさつがだいたい決まっている。それでは、私が思いつくあいさつを出していく。(家での)
① 朝=おはよう、いただきます・ごちそうさまでした・いってきまぁす
② 昼=いただきます・ごちそうさまでした・ただいま・おかえり
③ 夜=いただきます・ごちそうさまでした・おやすみ
家だけでも7コ見つかる。もしかしたら知らないうちに他のあいさつも使っているかもしれない。それでは次に、学校に行っているときにするあいさつをさがしてみよう。
① 朝=オッは〜・おはよう・おはようございます・ゲッツ・ヤア……
② 昼=いただきます・ごちそうさまでした・こんにちは(大人の人を見かけたら)さよ                                               うなら・ バイバイ・バ−イバーイ         
③ 夜=『学校がない』
学校では朝にふざけたあいさつをしているので数え切れないほどあいさつがある。みなさんは学校でどんなあいさつをしているのカナ?
 私にはもう一つ似た話がある。私のおばあちゃんの家では犬を飼っている。おばあちゃんの家の犬は電しん柱のところでいつも匂いをかいでふんをしている。それは、好きな女の子へのあいさつなのだ。犬のあいさつはおもしろい。なざかというと顔もなにもみずにあいさつをしているからだ。人間は顔と性格を知らないと好きか嫌いかなんて見分けられない。それなのに、犬はにおいだけで好きか嫌いかを見分けてしまう。まるで魔法使いようだ。私は不思議でたまらない。でも、犬のほかのあいさつなら見分けやすい。
① おこったとき=『うーーーーーー…』という
② うれしいとき= なにもいわずにおとなしくし、しっぽふる
③ 甘えているとき=『クークー』とかわいい声を出す
④ けんかをするとき=『ワンワンワンワンワンンワン……』とほえる
などと見分けやすい。
 もし、私が犬だったらにおいをかいでその犬にあいに行っていると思う。
 私はこの話を読んで、一番よく分かったことは犬にも人間にもあいさつをするということは大切だということだ。あいさつをすればみんな仲良くなれる。                   

   講評   inoa

自分の家のあいさつ、学校でのあいさつがよく分析できています。あらためて見てみると、普段何気なく使っているあいさつにもいろんなものがあるんだね。無意識に使っているから気に留めないものだけど、意識して数えてみると多いのね! 驚きました! それより、犬のにおいに注目したことがもっとすごいと先生は思いました。そうだよね、顔を見ていないのに、犬にとっては立派なあいさつなんだね。すごいことに気が付いたね! 本当に「まるで魔法使い」だね!! 犬にとってもあいさつは大切なんだね。ちえちゃんの作文を読んで先生もそのことに気付かされました。いい感想文が書けましたね。

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