国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日1348 今日430 合計203351
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   面倒くさがらず   Puma

 自分で判断し決断し行動する。簡単なようにみえて、じつはとてもむずかしい。われわれでも、ときとして判断に困り、大勢の意見に依存してしまうことも少なくない。しかも、そうしたほうが楽であることも、また事実である。自分で考え、判断し、決断するといった作業になれてない人が最近多い。
 私も、これはよくあることである。クラスで話し合いなどになった時、大体、決議をとったりすることが多い。そういう場合、私だけではないと思うが、「めんどくさい」とか、「さっさと決めて欲しい」とおもって、皆が手を上げたのを見て、多いほうに手をあげている。なんのことについて多数決をとっているのかもわからずに手をあげている人も多い。(体験) 賛成であるか、反対であるかの議決をとるとき、大体皆、賛成にあげる。反対に手をあげると、理由をいわされるし、別にどちらでも良い。という意識が強いから、やはり、「さっさと決めてくれ。」という思いがでているのだと思う。
 「多数決をとります」といわれると、賛成か反対にしか手をあげることができないが、「どちらでもかまわない」場合はどうすればよいのだろう、といつも思う。それで手をあげていなかったら、「人数が合わない」といい、何度でも多数決のやり直しになる。正直、そういうのも面倒だ(笑)。人は、(私の周りの人)面倒くさがりだと思う。自分の意見をもっていても、ことを早く終わらせようと、他人の意見にあわせる。それなのに、あとからきまったことについて、文句をいったりする。そういう場合はどうするべきだろうか。
 やはり、自分自身でまず判断して、自分の意見も考えるべきだとおもう。もしその理由をいわなければならないのなら、頭のなかでちゃんと整理をしてから手をあげればいいし、議決をとるほうも、そういう時間をとって、全員が自分の判断で多数決に参加できるようにすれば良いのだと思う。私も、いままでの多数決で、反対意見に手を上げたことは少ない気がする。たとえ反対意見に手をあげたとしても、周りのみんなが何も考えずに賛成に手をあげているので、結局は賛成の方の意見が取られる。とても腹立だしかった。でも、自分が面倒で賛成に手をあげたときに、私のような思いをしていた人もきっといたとおもう。なので、これから自分が議決を取る立場になっても、判断をする立場であっても、みんなが自分の意見をもってくれるようになにか 工夫ができたらよいと思う。

   講評   kira

  Pumaさん、こんにちは。ちょっと、びっくり。課題の級を間違ってしまったみたいですね。中2の課題の9.2週になってるよ。
 要約の後に、自分の主張を入れましょう。そしてその主張を実現するための方法を出していくのが、課題の書き方です。
  Pumaさんの文章から拾い出すと「第一の方法は周囲に流されないことだ」「第二の方法は自ら考える姿勢を持つことだ」といったふたつになるでしょうか。これを第二、第三段落でそれぞれ出して、実例を続けるとすっきりすると思います。
 「めんどくさい」という言葉には考えさせられますね。よく口にする何気ない言葉ですが、思考に大きなストップをかけて「主体性」を失わせるものなのですね。単に行動面でのだらしなさを生むのではなく、「考える」という深い部分からだらしなくなるのかと思うとぞっとしますね。
 最後は「確かに周囲にあわせることも大切だ。」と反対意見に理解を示して、再度自分の主張をまとめていきましょう。
           

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)