国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   話し合いからの解決   ヘノチャ

 幼い頃、私はよく姉と喧嘩をしては競い合った。今考えるとお互いの自己主張ばかりが先を行き、相手の気持ちを理解しようとする努力を全くしていなかった。そして結局行き着く場所は母という名の裁判官のところで、母にすがりついては「悪いのは妹だ!」「悪いのはお姉ちゃんだ!」と再び口論を始め、どちらが悪いのかをはっきり母に決めてもらおうとした。これは姉妹間のただの喧嘩にすぎないので大した問題ではないが、近所付き合いとなればそうはいかない。ましてや、裁判まで持ち込むと大事だ。だからその前に相手の意見を尊重してみようと一歩譲ってみることも必要だと思う。 昔話に「したきり雀」という作品がある。作品は、単純に葛籠=金貨という考えしか浮かばなかった婆が大きな葛籠を選び、怪物がでてくるという悲惨な結果に終わる。このように一定の角度からの考えのみの行動は危険をともなっている。まず、相手を違う角度から見てみようとすることも必要だ。確かに裁判を起こすことは物事が解決したように思えるが近所間の紛争とは表向きの解決ではなく相手の考えを理解し許し合えた上で解決出来たというべきである。そのためにも両者間で話し合うべきだと思う。

   講評   jun


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