創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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文明人から見習え たけんぼ
「人間は、自らを飼育し、家畜化する。現代は、ペット化まで進んでいる。」
家畜化というのは、野蛮人の場合は、
「おなかがすいたから食べようか。」
「眠くなったから寝ようか。」
というような生活ですが、文明人の場合は、
「おっ、もう十二時だから昼ごはんにするか。」
「そろそろ、十時だから寝ようか。」
と、社会のシステムにあわせて、特に、無理せずに、社会から強制されているという意識なしに行われている。というのが家畜化です。なので、僕は、文明人に賛成です。
僕が文明人に賛成するのには、まず時間にメリハリをつけて動くことです。今の日本人、僕もそうだと思いますが、時間に対しての意識が薄くなってきていると思います。僕も部活に遅れていきます。遅れても、
「次、間に合えばいいや。」
などという軽い考えでい、遅れたことに対しては、反省せずに、そのまま流し、済ます。そんなことをしているから、今の生活にだらしなく、時間に対し、ルーズになり、医療ミス、会社へ遅れるというトラブルが起きるのでしょう。
もうひとつの理由は、社会のシステムにあわせるというところです。社会のシステムにあわせるということも、今の日本人にはできていないと思います。例えば、服装が整っていないというのもそうでしょう。制服を着ている先輩を見ていると、上着をズボンの中に入れないデレシャツや、ズボンを腰のところまで下ろしてはく、腰パンです。こういう人たちを見ていると、
「昔の人は、ふんどしをはいていたのだから、それを見習って、君らも、ふんどしにしろ」
問いいたいです。服装が整えば、心の乱れなどもなくなり、事件なども減ることでしょう。
確かに、野蛮人のような生活は、自由があっていいとおもいますが、今ではその自由が現代人を危ない道へ引きずり込んでいるのだと思います。
「ローマは一日にして成らず」
これらのことを改善するのは、一日では、できません。理由は、まず、心の改善が必要とするからです。そして、どんどん改善していけばいいのです。今の日本人は、時間や、社会のシステムを知らないのでしょう。しかし、これからは、それらを知ることの大切さが認識され、どんどん、いろいろなことが改善されるでしょう。
講評 inoko
たけんぼ君、こんにちは。現代に生きるわたしたちは、文明人のはずですが、どうも心や精神がだんだん野蛮人になってしまっているようです。この課題のような長文を読んで、多くのことを考えさせられました。
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