低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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スポーツの勝ち負け いわさ
スポーツは面白い。じゃあ、どんな所が人をひきつけるのだろうか。いろんな人と会えること、勝つ為にする練習など、たくさん理由がある。僕もテニスを何年かしていて、知り合った人は多いし、楽しいことも悔しいこともあった。みんな共通の目的を持っているので、嫌な人がいるとは、思えない(多少は例外もあるが)。でもスポーツをすると、どんな競技でも勝ち負けがある。
勝ちを目標にスポーツをするのだという意見が、やはり多い。勝つと気分がいい。そのためにスポーツをする。こんな意見も間違ってはいない。しかし勝敗に捕らわれるばかりでは、昔話の「牛とカエル」のようになってしまい、最後には自分にその反動が振りかかってくるということを認識した方がいいと思う。
楽しむことを目標にスポーツをするのだという意見も、やはり多い。野球、水泳、テニスとなにかと、専門的な知識や技術が必要なスポーツをしているのだが、何でも楽しくやらなきゃ、意味がないと思う。別にプロを意識して練習してはいないし、勝つことにこだわりがないといったら嘘だけど、優先するべきことは楽しむことだろう。勝つこと以外を考えていないと、つい言葉に出たりしてしまって、他人の気分を害することもあるだろう。(意見)
さてスポーツを楽しむためには、なにをすればいいだろう。その中で最も大切なのが、フェアなプレーを心がけることだと思う。僕に言わせれば、フェアでない人は試合を放棄しているほかの何物でもない。お互いに相手を認めた上で勝ち負けが決まるというのがベストではなかろうか。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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