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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   何が一番大切か   いわさ

 何でもよく知っていて、次から次へと、どんな問題についても、よく話をする人がいる。じっと聞いているとそれは、「情報」なのである。それを右から左へ流しているだけのことだ。はっきりした「知識」を持っているわけでもなくしかも、「知恵」になっていない。世の中には、情報には疎いかもしれないが、豊かな人生の知恵を待った人がいる。そうかと思うと、情報にはやたら詳しいのに、まったく知恵のことばを吐かない人がいる。そして、人間として魅力があるのは、もちろん知恵のある人である。
 「情報」や「知識」よりも「知恵」が働く方が大切だと思う意見がある。例えば、天ぷらをしていて油に火が付いてしまった時、初めての人は火を見てパニクッてしまい、濡らした座布団や生野菜を持って来ることはまず不可能だろう。昔話の姥捨て山にあるように知識を知恵に変えることは出来るだろう。しかし、それは何回も失敗して、たくさんの体験をして、いろんな事を知ることに始まると思う。
 「情報」や「知識」の方が「知恵」より大事だという意見もある。今はテレビをつければいろんな情報が飛び交っているし、ネットでは、分単位でニュースが入ってくるし、オンラインで見たこともない人と話せるようになった。情報には選んぶ必要があるが、知恵になる基礎はまぎれもない「情報」や「知識」である。情報という土台のうえに知識があり、知識という土台のうえに知恵がある。知恵は知識の一部ではないだろうか。
 最も大切なことは、「知恵」を付けたり「知識」を付けたりすることよりも、まず今身に付いている「知恵」や「知識」を使いこなすことだ。「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という名言もあるように、1つの項目に拘らずに自分の持っている、知識・知恵・情報をフルに活用していれば、悪いことはない。

   講評   jun


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