低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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何でもよく知っていて ポリゴン
何でもよく知っていて、次から次へと、どんな問題についても、よく話をする人がいる。じっと聞いていると、話している内容は、ほとんどが新聞や雑誌に出ていたこと、あるいはテレビで誰かが話していたこと、つまり「情報」なのである。それを右から左へと流しているだけのことだ。話のある部分について、疑問を抱き詳しく聞いてみると、はっきりした「知識」を持っているわけではないので質問に答えることが出来ない。なので、「情報」を受け売りしているだけでは「知恵」にはなっていないのだ。世の中には、豊かな人生の知恵を持っている人と情報にはやたら詳しいのに、まったく知恵のことばを吐かない人もいる。そして、人間としての魅力があるのは、もちろん知恵のある人である。
人間が生きていく上で知恵は大切だ。それは、知識だけを沢山持っていても知恵がないとせっかく身に付けた沢山の知識を活かせないまま終わってしまうから。そうすると知識が無駄になる一方意味がなくなってしまう。この知識を活かすためにはそれなりの知恵が必要になってくる。
そしてまた、知識も人間が生きていく上、かなり大切なものである。知識がないと知恵を発揮することもなく、それ以前になにも始まらなくなってしまう。だから、それなりに多くの知識を身に付けるのも必要になってくる。
確かに知識を多く持ち、それを知恵によって活かしていくことも大切だけど、それ以上に自分を信じて自分の意見を言いながら生きていくことが大切だ。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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