創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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カキ たんぽぽ
色づいたカキは日本の秋を彩る風物詩です。甘ガキの品種も多いのに、そんな手間をかけてまで渋ガキにこだわるのは、とろけるような肉質が甘ガキでは遠くまで及ばない上に、寒冷地では甘ガキも温度不足で渋が抜けず、甘ガキの産地が暖地に限られているためです。こうした、渋を抜いてまで若いカキを食べてしまうヒトの出現は、カキの進化にとって勘定外のことだったに違いありません。(要約)
こないだ蓼科にいった。朝早くにおじいちゃんが起きて散歩に行こうとしていた。外に出て駐車場を歩くと、なんか黒いものがあった。おじいちゃんが家の中に入って
「おい!駐車場に黒いうんちみたいなものがあるぞ」(聞いた話)
といった。私は起きて駐車場にいった。すると大きな大きなうんちがあった。まるでこげたパンみたいなものだった。みんなでこれわなんのうんちなのだろうと考えていた。お父さんが
「これは、たぬきじゃないし、しか、きつねでもない」
といった。駐車場のはじをみると、じバチの巣があった。ふつうじバチの巣の穴はとても小さいのになぜか直径二十センチぐらいだった。弟が
「もしかしたら、くまかもしれないよ。」
といった。そのうんちをようく見ると変な緑色の色をした、実が何粒も、何粒もあった。私はハチミツを食べて何かの実を食べる絶対くまだと思った。うんちに埋まってる実があったら、たぶん花をさかせるだろう。(体験)
人間にとってカキとは日本の代表的な食べ物なのだろう。もしカキが嫌いな人がいたらその人は日本人じゃないと思う。
講評 jun
元の長文が敬体でも、要約するときには常体に直して書いていきましょう。
この長文は似た話が書きにくかったかもしれませんが、まず、蓼科での体験談が書けたね。この話はぴったりの似た話です。いい経験(?)をしましたね。「まるでこげたパンみたい」というたとえは、それを見た人でないと使えないたとえですね。(笑)一体何のうんちだったのでしょう。普通だったら観察などせずに通り過ぎてしまうのに、みんなで観察したところがすごいね。その中に埋もれていた実は何だったのかな。
結びの「人間にとって」はない方がすっきりした文になるね。「人間にとって」という言葉が入れにくかったら「一般化」というただし書を入れておけばいいからね。
▲「こないだ」→「この間」
▲「おじいちゃん」→「祖父」「お父さん」→「父」
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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