低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
愛情と自立 シュシュ
人間には自然や家族、友達などから離れて一人で考えるということが大切になる時期がある。昔話の「人魚姫」では大人になった人魚姫が自分で考えて、昔からの人間へのあこがれを実現させようと今までのもの全てをすてて、一人で人間になる道を選ぶが、結局願いをかなえられずに死んでしまった。人魚姫は結果的にはうまくいかなかったが、自分で考え憧れのために苦しい道を選んだのだから立派である。私にはまだ命を賭けるような決断をするときはないが、人魚姫くらいの真剣さで自分について考えることは必要なのだと思った。いつまでも周りの人間に頼りきってだらだらすごしているのでは、大切な時間はどんどんなくなっていってしまう。一方、人間には自然や周りの人の愛情の中で自由に遊ぶことの出来る無邪気で単純な子供時代も必要だ。それによって自然との関わり方、人との関わり方を知っていくことができるからだ。
確かに愛情も自立もなくてはならないものだが、本当に大切なことは、それによって自分がどのくらい成長するかである。年齢によって愛情と自立、どっちが適するかは違うように、今自分に必要なのはどっちかを知ってそれによってどのくらい成長できるかが本当の目的だと思う。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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