低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人生の「欲望」 うっちー
子供の世界は「ふしぎ」に満ちている。大人にとってあたりまえのことは、子供にとってすべて「ふしぎ」と言っていいほどである。これらを大人にを聞いたり、自分なりに考えたりして、子供は、自分の知識を蓄え、人生観を築いていく。人類は言語を用い始めた最初から物語ることを始めたのではないだろうか。短い言語でも、それは人間の体験した「ふしぎ」、「おどろき」などを心に収めるために用いられたであろう。近代人は神話を嫌い、自然科学によって世界を見ることに心をつくすことによって自分の心の中のことや、自分と世界とのかかわりが無視した。私は人間はふしぎに思う事つまり「好奇心」の大切さをもっと考えると良いと思もう。その理由は2つある。
1つ目の理由は、好奇心を持つことによってさまざまな発展があるからだ。今なお名君として評価が高い江戸幕府8代将軍吉宗は、慣例に縛られずに、行動していった。それだけでなく、好奇心から、蘭書の一部翻訳や象の飼育、天体観に「はてな?」と思うことばかりだ。例えば、朝、新聞を読めばどんどん知りたいことが出ていたり、学校でも友達との会話の中でも「?」はある。逆に1日何も不思議に思うことがない人は、相当無感動な測などとても個性的な事をしていった。自分の好奇心に沿って行動したことが後世の人に評価されたのだろう。好奇心こそが人の器を大きくするものだろう。(データ)
2つ目の理由は好奇心を全く持たないと、毎日の生活はがくっとつまらないことになると思う。私達の生活の中は、好奇心を働かされば常人であるかこの世のすべてのことを知り尽くしている神であるか(笑)どちらかだ。そんな生活は考えただけでもいやだ。掃除機のように疑問に思ったことを解決していき、貪欲と言われる位、吸収できたら毎日が、どんなに楽しいであろう。(そのあとこの世のすべてのことを知り尽くして神になってしまうと本末転倒だが。)
確かに他の何にも興味を示さずに何か一筋に打ちこむ人がいてもいいだろう。それはそれで社会の発展にとってとてもプラスに働いている。だからと言って、みんながみんな、そんな研究者になる必要はどこにもない。「人生に意味はない。あるのは欲望だ。欲望があるから、バラはバラらしく花を咲かせている。」と言う名言のように「好奇心」と言う名の「欲望」で、人生の大きく美しい花を咲かせることが、人生の最も難しく最も大切な目標だと思う。
講評 jun
試験が終わったばかりで疲れていたと思いますが、80分で1000字をこえる作品を仕上げることができました。各段落のバランスも取れていますね。
好奇心は大切だという意見で二つの理由を考えることができました。一つ目の理由には、得意の歴史実例を挙げることができたね。また、毎日スクラップ作りに忙しいうっちー君らしい実例も入りました。この段落の後半に意味の通じない文がありますが、入力ミスかな? 第三段落では、「掃除機のように疑問に思ったことを解決していき、貪欲と言われる位、吸収できたら毎日がどんなに楽しいであろう。」という一文が印象的です。
結びの名言の引用からの一文もまたすばらしい。でも、なぜアジサイの絵なのでしょう。(笑)
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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