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昨日3224 今日543 合計56103□

　　　むだになったチケット　　　タラ

「なんでー。」
　僕は、ぼうぜんとしました。なぜかと言うと今日は、野球に行く日だったからです。
　昨日は、少し熱が、出ていたので、まるで、白血球が全滅してしまったようです。
　「まいったなーでもお母さんは、７度5分あったらだめだけど、５分以下ならいいよと言われましたので、まだいいかと思いました。」
　そしてゲームをしていたら急に八度になって、あともうちょっとだったので僕は、ついうっかり言ってしまいました。
　「うそだー！そんなはずはないー！」と叫んでしまいました。
　今まで頑張った野球に行けないなんてもうぼくは、失望していました。
　さいやくだーせっかくベイスターズショップに行って福引で当てた野球のチケットなので
　「どうしても行きたい、どうしても行きたい」
とおもっていましたので、すごくぜつぼうしていました。
　「人間は、なぜ病気になんかなるんだろう病気さえなければ、野球を見に行けたのに病気なんか無ければいいのにいいのに」
　「お母さんだめお母さんだめ」とききましたが、
　「熱が上がってきているからだめ悪化するからだめ」
　ぼくは、その言葉を聞くと、最後の光の望みが無くなってしまいました。
　「どうしてもだめどうしてもだめ。」と聞きましたがおかあさんは、うんとは、いいませんでした。もういいやとぼくは、おもいました。でもまたこんどいけるよきっととじぶんのこころにいいました。
　僕が聞いた話によれば、幼稚園の遠足の時に熱を出して、待ちに待った東京タワーやＮＨＫにいけなかったです。もっとちっちゃいころは、東京タワーが見えるマンションの６階に住んでいたそうです。
　その次の朝は、すっかり治っていましたので、まるで疫病神のようでした。これでおわります。

　　　講評　　　jun