国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ふしぎな物語 はるる
それに対して子供は「ふしぎ」を思う事があると、大人から教えてもらうことによって知識を吸収していくが、時に自分なりに「ふしぎ」な事について自分なりの説明を考え付く時もある。私はそういった物語のようなふしぎに対する答えをないがしろにするべきではないと思う。
そのための第一の方法は、自分が幼かった時のことを思い出してみることである。私が子供の頃は、なぜ空が青いのか不思議だった。当時私が出した答えは、海の青さが空に映っているというものだった。しかし後から海水だけを汲むと透明だということに気付き、その答えは正確ではないとわかった。そのような経験を誰しも持っていると思う。そして今思い起こしてみると、それは貴重な思い出になるのではないだろうか。
確かに科学は偉大なものである。しかし、その科学の基礎には子供が「ふしぎ」に思う心が存在することを忘れてはならない。そう考えれば、子供が作る「ふしぎ」についての物語を無駄なものだとは言えなくなるだろう。それに科学がいつも万能だとは限らない。科学でさえあくまで人間が創った物語だと私は思う。
講評 sugi
10月の清書も完成しました! はるるさん、すごい勢いだね!
「しかし、その科学の基礎には子供が「ふしぎ」に思う心が存在することを忘れてはならない。」というのは、アインシュタイン博士の話が裏づけになっていたので、「かの有名なアインシュタインも……。」と一言残しておくとよかったね。短くした文章を、もう一度よく読み返してみようね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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