国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心と心のふれあい   ピーチ

         心と心のふれあい
                         ピーチ

 この前,私は学校で三人の友達とけんかをしてしまいました。一人の子は「二人だけで遊ぼう」とニコニコしながら私に言い,もう一人の子は「ずるいよ」とぷんぷんしていって,言い争っているうちにけんかになってしまったのです。そのとき私は,泣いてしまった友達をなぐさめてあげました。でも,せっかくなぐさめてあげたのにその友達はおこってちがうところに行ってしまいました。私はいいことをしたと思っていい気持ちだったのに,どんどん悲しくなってしまいました。今そのことを考えてみても私は悪くなかったのになぜおこられたのだろう?と思います。逆に私がおこりたい気分でした。
 何日かたって,私が帰りの電車に乗って本を読んでいると,お年寄りがつらそうに立っていました。私はすぐにその人に席をゆずってあげました。その人はお礼も言わず知らん顔ですわりました。そのときに,親切にゆずってあげたのに,そのまま座っていればよかったなと思いました。それからこういう人は何人も何人もいるのかなあ?そうしたらあまり席をゆずらなくてもいいのかなあ?と考えました。でも,友達は
「ゆずってあげたら,おばあさん,とっても喜んでニコニコしていたよ」
と言っていました。私はいい人もいればそうでもない人がいるということがとてもよく分かりました。
 そしてまた何日かたった,体育館を使ってよい日のことです。私は,いつもけんかになるので,その日も体育館で遊ぶのがいやでした。教室がつまらないので仕方なく体育館に行くと,いつもけんかになってしまう友達が,「たかおにしよう」とさそってくれました。みんなけんかをやめようと私と同じことを思って言ってくれたのだと思いました。私は友達と仲良く遊べたので,心の傷にバンドエイドをはった感じで,一日中晴れわたった気分でした。
 私はけんかをしたり,いやな気持ちになったりしたけれど,最後はいい気分だったので,本当にすっきりしました。たまにはけんかもしたりするといのかなと思います。なぜなら,いつも仲良くしてけんかをしていないと急に大ゲンカになったとき,もっといやになってしまうからです。私は家,学校,電車などで心のふれあいについてどんどん工夫をしていき,どんな友達でも仲良くしたいと思います。また,少しくらいいやなことがあっても,次にはもっといいことがあるかもしれないので,いやなことに負けない強い心を持ちたいです。

   講評   yuka

11月に入り、3連休がありましたがどんなふうに過ごしましたか?ニュースなどでも各地の紅葉の様子が伝えられていましたね。あっという間にもうあと2ヶ月で今年1年が終わってしまいます。なんだか信じられない気分?!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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