低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
強くふみきる高とび マーヤ
「はいっ。次の人。」
私は一しゅんきん張した。
私達五年生は六年生と一緒に陸上記録会の練習をしていた。私は、高とび、百メートル走・五十メートルハードル・千メートル走に出る。
今日の放課後も、高とびの練習だ。私の他の人達はみんな足が長く、高とびに向いている体形の人達だ。今回、大崎上島全体で、五年生女子の高とび出場者は十五人だ。今までの最高記録は、百十センチ(一メートル十センチ)だけれど、私のクラスの担任の先生は、高校生ぐらいの時に、なんと百六十センチもとんだと聞いた。まるで、とんだ時にいきなり羽がはえて着地の時に羽が消えると思ってもよいくらい。
私は先生に、
「棒のはしの方をとんでいるから、もっと真ん中でとぼう。」
と、注意された。だから、必ずその事を意しきしながら、思い切りふみきってとぶ。
「バーン。」
と言う大きな音で、ゆかが今にも割れそうだ。
私は、棒(バー)を真剣に見つめ直し棒に向かって思い切り走りつづけた。そして、思い切り、大きな
「バーン。」
と言う音とともに、空中へ飛び上がった。
最高記録ははたして、出るだろうか?
講評 kira
マーヤちゃん、こんにちは。高跳びのふみきりの瞬間にまとをしぼって、とてもすてきな作品になったね。「バーン」という音が、先生にも聞こえました。終わり方が、いいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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