国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ピンク色の桜の花びら   うここ

うすいピンク色の花びらがちらほらと落ちてくる。私が初めて木登りをした木は小学校の桜の木だ。私が日本にいるときに通っていた小学校は自然がたくさんあった。なかでも、春になると校庭のまわりに咲く桜が有名だった。
春になると全校でお花見給食をするほどだった。お花見給食の日は特別。四時間目ぐらいからもう準備が始まって、
昼休みもいつもより長くなる。そのときに、みんなで木登りをしたのだ。私がはじめて登った桜の木は、とてもひくい木だった。でも、一年生か二年生の頃だったからとても高く感じられたのかもしれない。苦労して苦労して、
やっと登ることができたときにはとても感激した。うすいピンク色の花のほんのり甘い、まるで香水のような香り
がただよってきて、ふと上を見上げると、満開の桜の花が「よかったね。」といっているように見えた。(前の話)
私は、それから木登りが大好きになった。友達と一緒に毎日、校庭の桜の木に登って遊んだ。だんだん、いろいろな木にも登れるようになり、木の上をお家にみたてておままごとなどをした。
私はときどき日本に帰りたくなる。それはやはり、うすいピンク色の桜の花を思い出してしまうからだと言うことが分かった。

   講評   ita

とても詩的な作文でしたね。さくらの花の色がこんなにやさしい色だったのかということを再確認させられました。
<構成>
書き出しのキーワードを使って作文を結ぶ練習です。今回だと「ピンク」という色に焦点をしぼって書いてみましょう。「日本を思い出して目を閉じると今でもうすいピンクの花びらがあざやかに浮かぶ。」という感じです。まるで詩を書いているように流れる作文が書けるゆきちゃんだから簡単かな?
<題材>
木登りを初めてしたのはいつかを書くことで前の話を流れよくかけましたね。
<表現>
「うすいピンク色の花のほんのり甘い、まるで香水のような香り」
「ふと上を見上げると、満開の桜の花が『よかったね。』といっているように見えた。」
どちらのたとえも本当によくできています。
<主題>
「日本に帰りたくのは桜の花を思い出してしまうからだ」という言葉は名言ですね。先生も日本に帰りたくなったのは「落ち葉を踏む音」を思い出した時でした。「色」「音」というのは心の中に生き続けるものなのかもしれませんね。季節というものを知っている私たちは幸せだと思いますね。
<字数>
800字以上を目標に書いていこうね。目標まであと少し。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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