国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   小さいものの役割の大事さ   うくほ

 ミミズは、毎日、土を食べて生きている。土はミミズの口から入って外へ出ると、また土になる。しかし、ミミズの口へ入る前の土とミミズが外へ出した土とは、土の性質がまるで違っている。第一に、土と一緒に呑み込まれた新鮮な草の葉や半腐れのワラなどが、ミミズの体内の分泌液によって豊かな黒い土になって出てくる。第二に、出てきた土は細かい団粒状であるから、水や空気が通りやすく、ふわふわと柔らかくなる。(要約)私は、小さなものの役割を見直すことが大切だと思う。
 第一の理由は、人間がその役割に気づいていないからだ。例えば、蜂などの虫がいる。その蜂は、植物の花粉をある植物に運ぶ役割がある。この蜂が花粉を植物に運ばないと、私達が食べられないものもあるだろう。さくらんぼとかがその良い例だ。
 第二の理由は、小さなものを無視して、自分のことだけを考えると、地球環境が破壊されるからだ。例えば、さっき出てきた植物も小さいものの中に入れるとする。植物は、光合成で、二酸化炭素を吸って、人間が使う酸素を出している。もし、人間が自分の事ばかり考えてしまって、そういうものをすべて破壊してしまったら、二酸化炭素が増えて、それを吸う植物もなくなってしまったら、人間も生きていけなくなるどころか、地球環境の破壊にまでなってしまう。
 確かに、物事を大きくとらえて判断するのはだいじだ。でも、「雑草はまだその美点を発見されていない植物だ」という名言もあるように、小さいものの役割を発見したり、それを見直すことが大切だと思う。

   講評   kira


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