創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   これまでの人の観察や(感)   梅好き

これまでの人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要である。気に入った書物にでくわしたときには、一度読んだだけでよしにせずに、二度三度とくり返して読んでほしい。われわれも、何かそれぞれに好きな書物を、とじ糸が三度も切れるほど愛読したいものである。しかし、何かそうした愛読書を、一生のうちにはみつけたいものである。
 わたしにも、孔子と同じような経験をしたことがある。その本の題名は、「クラマ博士のなぜ」だ。もう十回以上読んでいる。学校の友達には、「また借りるの」とよく言われてしまう。でも、なぜか何回読んでもおもしろい。次の内容がわっかていても、やっぱりその次の内容を、読みたくなるのだ。もう一つある。みんな知っている、『ハリーポッター』。もうすでに四巻の上、下両方とも読み終わってしまい、もう三回以上読み返している。
 小さいころは、母は平日、父は休日絵本を読んでもらっていた。感動的なお話だと、涙もろい父は、すぐに泣いてしまう。アンデルセンや、日本昔話など夜には必ず読んでもらっていた。まるで母達は、しおれたほうれん草のようにつかれていたけれど、にこにこ笑いながら本を読んでくれた。(たとえ)
 時代がかわるにつれてはやる本もかわる。それに昔の人は本の糸が切れるほど読んでいたのに、今では、一回読んだら終りという人が増えていることが分かった。(わかったこと)

   講評   naoko

読書の経験を例に出して、上手にまとめられたね。「まるで母達は、しおれたほうれん草のようにつかれていたけれど」というところは、とてもユニークで面白い表現が出来ているよ。優ちゃんが作文が上手なのは、きっとお母さんたちがたくさん絵本を読んでくれていたからなんだね。むずかしい文章は言葉の森で読んでいれば大丈夫なので、(笑)これからも何回も読みたくなるようなすてきな本を見つけてね。

 要約はむずかしかったかな。ヒントにある(2)のから、まんなかあたりで「…の気持ち」というところをさがすと、「いろいろな境涯にある人の気持ち」だということがわかるよ。

 「ちいさいころ」は「前」の話だけど、例えば「以前ちいさいころ」のようにすると「キーワード」がはいるよ。

 書き終わったら、一回落ち着いて、別の人になった気持ちで読み返してみてね。「わたしは、…経験をしたことがある。」「母は、…読んでくれていた。」になるよ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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