低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小さいものの役割2 えさし
私が小さいときから、ミミズを見つけると女の子はよく「気持ち悪〜い、ミミズなんかいなければいいのに。」という言葉を耳にする、しかし、私はそうはおもはない。私は、「あらためて、小さいものの大切さを認識する必要があると思う。」
その理由は第一に、小さいものの働きでこれからの世の中がよくなるかもしれないからだ。「例えば、私が小学校で飼育委員をしていたとき、よくニワトリにあげるために、ミミズを探していたことがあった。そのときに、ともだちはさわるのをいやがっていたが、ミミズはニワトリのえさになったり、土をやわらかくしてくれたりといろいろと役に立ってくれていた。」
第二の理由に、人間が自分のことだけを考えて行動したために、環境が破壊されてしまったからだ。『今、地球は年々少しずつ気温が上がってきている。』というニュースをよく聞く。実際に『この百年間で地球の表面温度は摂氏およそ0.4〜0.8度上昇した。』というデータがある。それは昔から人間が自分勝手に環境を壊してきたからだ。なので今は、小さいものの働きや、自然の力を借りて、少しでも昔の自然を取り戻すことが大切だと思う。
確かに物事を、大きくとらえることも大切だが、小さいものの大切さを知ることも大事だ。『雑草はまだその美点を発見されていない植物だ。』ということばがあるように、小さいもののよいところを見つけることも大切だ。小さいものは、ミミズのようにあまり外見がよくないものが多いいけれど、外見だけで判断しないで小さいものが持っている大事な役割にも一度目を向けたほうがいいと思う。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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