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　　　わが家の料理長　　　ブラックベーダ

　月曜日私は初めて卵焼きをつくりました。初めてなので作り方はあまり分かりません。私は最初、隠し味に砂糖や、塩を入れるのかと思いました。けれど私の家は違いました。それは、考えもしないものでした。
　まず始めに、冷蔵庫から卵を三つとって、割ります。一個目はらくらくわれたので私は、
「片手わりに挑戦してみよう！」
と言ったら母が、
「むりむり。」
と、言い返されました。けれど私は片手わりをやりました。そうするとからがちょっとボールの中に入ってしまい取るのがめんどくさかったです。それを見ていた母は、
「急がば回れ！」
と言われました。私はちょっと反省しました。三個目はきちんとやってうまくいきました。その後、菜箸でかきまぜました。こぼれそうだったけれど、こぼれませんでした。終わったら、母が冷蔵庫から、何かを取り出しました。それはな・な・なんと牛乳を取り出したのでした。私は少しの間、きょとんとしていました。そして私は母に、
「何で牛乳入れるの、不通はもっと他のも入れるでしょ。」
そしたら母は、
「牛乳を入れると、牛乳の甘みが出て、カルシウムが取れて、栄養がとれて、ふわふわになるから。」
と教えてくれた。それと、粉末のダシを少し入れました。次に四角いフライパン油をしきました。その時母が、
「わきにも油をしいとかないと、卵がこびりつくよ。」
と、やさしく私に教えてくれました。なので私は周りにもちゃんと油をしきました。しき終えたら、お玉の満タンの半分くらいのかきまぜた卵をフライパンに入れました。そしたらすぐに焼けてきました。数十秒したら、母が、
「まいて。」
と、言われました。けれど母が先にお手本を見せてくれました。きれいでした。次に私が挑戦しました。難しかったけれど、まあまあきれいにまけました。何度もやっていたら慣れました。そしたら兄がきました。その途端少し失敗してしまいました。そしたら兄は、
「全然ダメだね。」
と、言われました。そんなこと言いながらつまみ食いをしていました。多分、うらやましいからだと思います。私はちょっと笑ってしまいました。
　やっとの事で出来上がりました。けど父がまだ帰ってきていないので、まだ食べられませんでした。けれ ど母は、
「さめないうちに食べないとあんまりおいしくないから。」
と言ってぱくっと食べました。それで母は、
「おいしい。」
と言ってくれました。うれしかったです。兄は、
「まだまだ。」
と言われました。ちょっとかちんときました。父が帰ってきました。早速食べてもらいました。父はばくっとと一口で食べて、
「うまい！」
と、言ってくれました。うれしかったです。
　前に目玉焼きを作ったときよりも難しかったです。見た目は簡単そうでも、難しいと、改めてしりました。自分が作った卵焼きを食べてもらっているときは、まるで、通信簿を返してもらうときのようにワクワクします。

　　　講評　　　nara

お兄ちゃんにこっそり聞いたら、やはり「結構上手にできていた。」と言っていたよ。きょうだいだと、素直にほめにくいのかもね。
　○○が（○○は）……と言いました／○○から（○○に）……と言われました
このミスをしないように、気をつけよう。
　次回は進級テスト。何を書くか、題材探しをしておこうね。