国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おいしいものまずいもの探検へ出発!   スマイリー

 プーン。いいにおいがしてきた。なんでだろう?あっそうだ!!さっきまでアップルシナモンマフィンをつくっていたんだっけ。いいにおいだからうまくできただろう。
 お母さんが帰ってきた。弟のサッカーにおくりにいっていたんだ。もう十一時。もうすぐお昼の時間だ。今日はなんだか自分でお昼をつくりたいな。そう思ったのは、さっきまでホットケーキミックスを使った料理がいっぱい書いてあった本を読んでいたからだ。早速お母さんに提案して、今日のお昼はアップルシナモンマフィン急いで作って電子レンジに入れた。そしてとうとうピピピッピピピッという音が聞こえた。そーっとだすと焼けてる焼けてる。なかにくしをさすと、なんとべトッとしたものがついてきた。もう少し焼かなきゃ!私は急いでもう一度電子レンジにいれて焼いた。ピピピッピピピッという音が聞こえた。ヤッタ!今度こそ出来たかな?そっとあけると出来てる出来てる。でも中身が肝心。くしをさしても今度はなにもついてこない。成功だ!そしてお母さんさんがきってくれてやっとお昼タイム。さーてお味は?なっなんと、大成功!(^−^)とっても美味しく出来ました。私は外側は少し固めでカリッとしていて、内側はやわらかくてふわっとしているのが好きだ。マフィン型が無くてパウンドケーキ型でやったけど、それが返って吉とでておいしく出来た気がする。それにしてもアップルシナモンマフィン(?)は大成功で、弟にもお母さんにもそして私にも大好評だった。だけど、お母さんに聞いた話だと、もう少し砂糖が少なめのほうがいいという評価だった。私なりにはシナモンをもう少し少なめにするといいかな。まるでお母さんがつくったようなおいしさだったけど、自分で作ったというのだから今でも信じられないくらいだ。お父さんやおばあちゃんやおじいちゃんにも食べさせてあげたい。アップルシナモンマフィンは最高に美味しかったなぁぁぁぁ。
 私が初めて食べてまずい!と思ったものはレバーだ。この前の給食に出て初めて食べた。私は最初、レバーくらい食べられるだろう。と思っていた。そして第一口目。パクッ。(食べた)ウッ。(まず!)もう私はそのときえたいの知れないものを食べた気分だった。そのあとも何個か残っていて私は死に物ぐるいで食べた。だけど最後の一個は食べていて吐きそうになった。思い出すだけでも苦しくなる。しかしその数日後。悪夢の日がやってきた。そう、レバーが給食にでるのだ。どうしよう。どうしよう。私は考え、考えた末に残すことに決めた。ふぅ。友達と話していると、レバー嫌いの人はそう少なくない。だけど、親は好きな人も少なくなかった。ひょっとしてお母さんはレバーが好きで今度夕飯に出すかも。私の不安は深まった。その日帰って急いでお母さんに聞いた。
「お母さんってレバー好き?」
ところがお母さんはレバーは嫌いだった。でもまたいつか給食にレバーが出てくるかもしれない。そんなの嫌!!調理員さんに給食にレバーを出さないで、と言いたい。(いろいろな思った)
 私は好き嫌いが激しい。だけどまずいものはまずいのだから食べれないのはしかたない気がする。だけど、レバーは栄養がいっぱいあるし、きらいなものにもそれぞれそれにしかないものをもっているかもしれない。このことを考えて、まずいものも、おいしいものと同じ量だけ食べろとはいわないけど、少しずつ食べたほうがいいと分かった。これからは、もっとたくさんのものを食べるようにしていきたい。
 プーン。なんだか焦げてるようなにおいがしてきた。やばいっ!大切なお菓子がこげている!?きちんと気をつけなければいけないネ!みなさん、焼き菓子や焼き料理をつくるときには火加減やお菓子の状態に気をつけて。(書き出しの結び)

   講評   jun

<題材(だいざい)>
 まずは、おいしかったこととして、アップルシナモンマフィンの話が書けたね。読んでいるだけでいいにおいがしてきそう。そして、目の前においしそうなアップルシナモンマフィンが浮かんできました。
 次は、レバーの話をお母さんにも取材しながら書くことができました。先生はほとんど好き嫌いがないのでレバーも大丈夫です。(好き嫌いがないことだけが自慢。(笑))
<表現(ひょうげん)>
 「まるでお母さんが作ったようなおいしさ」というたとえが使えたね。
 「調理員さんに給食にレバーを出さないで、と言いたい。」というところは、「思う」という言葉を使うよりもスマイリーさんの強い気持ちが伝わってきます。
<主題(しゅだい)>
 好き嫌いについてわかったことが書けたね。嫌いなものでも少しずつ食べる努力をしていくことは大切かもしれないね。
<構成(こうせい)>
 書き出しをうまく使って、まとめることができました。

☆60分で1500字をこえるとはすばらしい! 作文テストは文句なしの合格です。おめでとう!

   

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