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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の嫌いなまずいもの   スヌーピー

私の嫌いなまずいもの                           スヌーピー
「あの色、生臭さ、焼いて食べても消えない匂いは私にとっての敵だ・・・・・」
私の嫌いな食べ物はレバーだ。なぜ嫌いかと言うと、生ではあの生臭さが嫌いで、焼いて食べても生臭いにおいが消えないので嫌いだ。
初めて食べたときは、小学二年生ぐらいのときだった。最初に見たときは、お刺身みたいで、お母さんが
「これはお肉だよ」
と言ったときは驚いた。えっ、これがお肉?と思った。私は変わったお刺身があるんだなぁと思い、そして、どんな味がするのかワクワクしていた。そして食べた。そしたら
「うぇー、なにこれー!」
と絶叫し、吐いてしまった。楽しみにしていたのに食べたとたんだったから自分でもショックだった。本当は何なんだ?この食べ物は・・・・と思った。まるでくさった物のにおいをかいでいるようだった。
「もうレバーなんか絶対食べない!」
と心に誓った。だけど数日後、またお母さんがレバーを買ってきた。見ただけで吐き気がしてきた。
「今日焼くから大丈夫だよ」
とお母さんが言った。これなら大丈夫だなと思った。そして夕食のとき、もう大丈夫だな、安心だと思い食べた。
「なんだこれ!?あ、でもあんまり生臭くないな」
私はあの言葉を信じるんじゃなかったと思った。その日の夕食はお母さんが全部食べなきゃだめだと言ったので、一時間以上かかった夕食だった。
お母さんに聞いたら、私は小さい頃、離乳食でレバーを食べてたと言う。その頃は好きだったと言っていた。私はなぜ今になってだめになったのだろうと思った。あと、レバーは体に良く、鉄分が多く含まれているのでいいのだという。それを取らなければ貧血を起こすと言うのだ。私は貧血になるのはいやだなぁと思った。(題材)
レバーを食べて、多く鉄分を取らなければ貧血を起こしやすいことがわかった。だから嫌いでも我慢して食べようと思った。(主題)
「あの色、生臭さ、焼いても消えないにおいは私にとっての敵だ・・・・・」あの色はあんまり見たくないけど貧血にならないようにがんばって食べよう。(構成)

   講評   ita

レバーが苦手な先生にとってこの作文は考えさせられました。先生も体のためにがんばって食べるとするか (;^_^A
<構成>
書き出しのキーワードを使って結ぼうとしていることはよくわかる。ここはもっと効果的にできないか、考えてみようね。かぎかっこの中はそのまま残して続きを少々変えてみようか。たとえば「この気持ちに変わりはないけれども、体のためにがんばって食べよう。」というのはどうかな?「あの色」だけだと書き出しのキーワード全体をいかすことができないものね。
<題材>
前の話、聞いた話よくかけているよ。段落分けもうまくなったね。
<表現>
「まるでくさったもののにおいをかいでいるようだった」というたとえは先生も共感できます。
<主題>
レバーを食べないと貧血になるということがわかったのね。ここはもう少し大きくまとめてみようか。たとえば「おいしくないものは体に必要なものだということがわかった」とかね。でもよくかけているよ。
<表記>
がんばって、常体で書くことができたね。今までの作文より大人が書いたようにみえるでしょう? これからもこの調子でいこうね

「なぜ嫌いかというと〜だからだ」というように文を終わらせましょう。
食べてた→食べていた
お母さん→母
                 

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