創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間の死、動物の死   うつと

そういう時にこそ弱い動物は自分が生きているという実感を改めて感じて幸福感を味わうのかもしれない。だが死とは、本来、一つの成就、一つの完成、一つの回帰である。死は常に目の前にあり、誰もそれを忘れたふりをしたりはしない。自然界には自然死というものはない。あるのは、事故死と病死だけだ。それがそのまま不幸でないのは、そのことが生きそのものの基本条件だから、生きというものが最初から死をその中に含んでいるから、生きるものはそれを承知しているからである。 {要約}
人間はもっと死について考えるべきだ。{是非}
人間いつかは死ぬ。不老不死でもないかぎり、いつかは死ぬ。
苦しんで死ぬかもしれないし、ラクに死ぬかもしれない。いつ死ぬかなんて誰にもわからない。世の中には、いつ死ぬかわからなくて怖がっている人がいると思う。でも僕は、死を恐れるなんて一部の理由を除けばとても愚かだと思う。
弱肉強食の世界にいる動物達は、いつも死ととなりあわせである。
そんななかで、動物は真の生きる楽しさを知る。くらべて人間は、ひかくてき安全な生活をおくっている。安全な生活をおくっている人間が死を恐れるなんてやっぱり愚かだと思う。
そもそも僕は、どうして死を恐れるのかわからない。死んだらどうなるのかわからないから怖いのかもしれない。しかし、死んだらどうなるのかは誰も知らないのだから怖がる必要はないと思います。「死」それは第二の人生の始まりなのかもしれない。
人間は、もっと死について考えるべきだと思う理由は、死を恐怖だと思うからだ。死が恐怖なら、動物達は毎日ビクビクして生きなければならない。しかし、動物達はせいいっぱい生きている。死は恐怖ではない。
{理由一}
データによれば「外食で食べたい物」は一位は寿司、二位はハンバーグ
、三位はステーキ。みな生き物の肉である。人間は、動物の肉を食べる。ときどき「OOさんがクマにおそわれて死亡」というニュースを聞く。こういうニュースの後には、大抵そのクマを捕獲すると聞く。捕獲するという事は、クマがこれ以上人間に危害を、くわえない為である。
そのとき、僕は思った。クマが悪い事はしていないと思う。人間がただ一人死んだだけだけのことだと思う。クマが悪いことうをしたと思うのなら人間がいつものように動物を殺してその肉を食べている事は、どうなるのか。クマだって食べなければ、死んでしまう。どちらとも、悪いことはしていない。人間は、自分のしてる行動と動物のしている行動を考える必要がある。{データ 理由二}
死とは、誰も知らないから恐怖なのかもしれない。しかし、誰も知らないから恐怖ではないという事もできる。人間の死と動物のしは、同じである。人間だけが、特別であってはならない。「精読とは、ゆっくり読むことではなく、同じものを繰り返して読むことである。」という名言があるように、死とは何かということを考えるときは、一回考えただけではわからない。長い時間をかけて深く繰り返して考える事が大切である。{名言}

   講評   kira

 守くん、こんにちは。「死についてよく考えてみること」という意見を出して、丁寧に論をすすめることが出来ました。「確かに」というキーワードが入っていなかったため「主題」が◎になっていませんでしたが、結論の段落では「死とは、誰も知らないから恐怖なのかもしれない。しかし、誰も知らないから恐怖ではないという事もできる。」と反対の意見に理解を示すことが出来ているので、◎にかえておきました。進級テストは合格です。
 さて、死について考えるべきだと思う理由の一は「死は恐怖ではない」ですね。理由の二がちょっと明言されてないように思います。「人間は、自分のしてる行動と動物のしている行動を考える必要がある。」がそれにあたるのだと思いますが、直接的な言い方で書いたほうがいいね。データ実例をうまく使えました。命をつなぐために他のものの命をもらうという行動は、人間も動物も同じなのに、人間ばかりが優位に立つのはおかしいと思うんですね。
 イラクの復興支援に日本の自衛隊が参加することに決定したようです。平和のためとはいえ、死と隣り合わせになるような場に行くことになる人、それを送り出す人々。外交官が二名殉職された直後だけに、世論は大きく動いています。
 これもまた「死」について考えることになりそうです。
             

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