創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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今日の都市生活に フォルテ
駅の切符売場やタクシ—乗り場や学生食堂などでの行列は以前からあったが、近ごろではデパ−トのトイレの前や、昼食時の都心の行列はあたりまえの光景になった。しかしながら、たとえ需要‐供給に顕著な不均衡があっても、身分や地位にかかわらず先着優先の原則がなければ、だれも列をつくって順番を待とうとはしないだろう。そうした行列では、並んでいる人のあいだの距離は、一般に前方より後尾で大きくなる
僕は行列があって良いと思った。その理由の一つ目は、もし並ばずにそのまま買いに来る人たちばかりだったら、その間に入って物を盗む人が出てくるし、パニックになってトラブルが発生するからだ。僕がテレビで見たのだけど、プレイステ—ション2が発売したときに、すっごい行列ができてて、もしその行列がなくてみんなが店の前に押し寄せていたら大パニックになっていたと思う。(体験)
その理由の二つ目は、地位やお金持ちなどでは順番は決まらないからである、お金持ちが一番列の最後にいても、だれも前には行かせてくれない。つまりいくらお金持ちの人が列の一番最後いて俺はお金持ちだから先に行かせろ!といっても順番は変わらないのである。もしそんなことで前に行ったらみんな不愉快になるだろう。しかし行列にも悪い所がある。それはもしトイレの順番を待っていてもう出そうでもれそうなときに行列があった場合、ほかの人もトイレに行きたいのでそこらへんは親切にゆずってくれる人涯他方が良いと思うので、できあがった規則をなんとか守ろうとするよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である(名言)という名言があるように、規則をもっと良いように変えていかなければならないと思ったがやはり行列があったほうがトラブルも起こりにくいので、やっぱり行列があったほうが良いと思った。
講評 nanako
「行列があって良いと思う」という意見をはっきり決め、そう思う理由を二つ挙げることができたね。
一つ目は、行列がない場合の不都合を考えてみたのだね。体験例としてテレビで観たことを思い出して書くことができたね。実際に自分が経験したことがなくても、このように見たり聞いたりしたことをうまく取り入れてみるということはとてもいいことだよ。確かに、混雑するような時ほど、行列があってよかったなあと実感できるね。
二つ目の理由としては、「地位やお金に関係なく平等」という、行列のプラス面について考えることができたね。この「平等」ということが、行列の大前提だね。
結びの反対意見への理解は、文が長いのでいくつかに分けてみよう。
「確かに行列にも個々の事情を考慮しないという悪い面はある。もしトイレの・・・良いと思うからだ。できあがった規則を・・・という名言があるように、場合によっては臨機応変に行列の仕方をくふうすることも大切ではないか」のようにしてみるとどうかな。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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