国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   行列ができることとは…。   うくほ

今日の都市生活に欠かせない行列という社会現象がある。駅の切符売場やタクシー乗り場や学生食堂などでの行列は以前からあったが、近ごろではデパートのトイレの前や、昼食時の都心の食堂でも行列はあたりまえの光景になった。今日の大都会がそうであるように、一般に モノやサービスの需要—供給関係に一定程度以上の不均衡があるところではどこでも行列ができる可能性がある。(要約)私は、行列する事に賛成だ。
第一の理由は、順番を守るという事によって、物事がスムーズに進むからだ。例えば、ディズニーランドなどの遊園地で、人気の乗り物がある。特にジェットコースターなどがそうだ。そういう人気の乗り物は、混んでいる時が多いだろう。私がそういう所に行った時は、いつもそうだ。でも、ちゃんと並んで、行列が出来ているから、結構スムーズに進んでいる。(体験)
第二の理由は、ルールを守らないと混乱が起きるからだ。例えば、データに、海外旅行者数のことがあった。それは、日本の年間海外旅行者数は1500万人。海外からの日本旅行者は300万人。という事だ。このデータからして、行列を作らないと、いろんな所で大混乱が起きてしまう。
確かに、個人の事情を考慮しない事には問題がある。でも、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言もあるように、行列する事によって秩序が守られているのだ。

   講評   kira

 詩織ちゃん、こんにちは。構成・キーワードをしっかりと守って書けました。行列の大切さ、ルールを守ることの大切さということを訴えたのですね。
 さらに発展させるとすれば、現代社会の決まりごとということに話題をひろげて考えることもできます。行列も多数決も、おおきな集団をまとめていくためには欠かせないきまりですね。
 きまりを優先させながら、個人の事情も配慮する、少数の意見も考慮する、そういった取り組み方がのぞまれます。これからますます国際化の時代となり、国という境界をこえた問題の解決もしていかなければなりません。そうした場合、どういった態度でのぞんでいけばよいのか。
 考えをひろげていく練習もしていこうね。
            

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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