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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   実態と昔   うつと

 語源がわからなくなると、もとのごの発音や意味に変化を来たすことがある。社会は複雑になり、人の心理も単純ではなくなるから、語源の通りであることが正しいということになると、今の現実の社会には合わないことになる。結局、言葉は各人の語源意識によって動いて行くようである。そして、その語源意識を作り上げるのは、主としてその人の経験
教養、学校で受けた教育である。{要約}

 昔からの言い方などを保つことは良いことである。{是非}

 第一の理由に昔からの言い方などは、現代の言い方に変えると混乱が起こるからだ。「方言でつるべ」にかいてあったように。電車のつり皮
をつりビニールなんていったら、乗客は不審に思うだろう。長く使っていたものは、変えることは簡単な事ではない。{理由}
外来語などに変えると、響きは良くてもその言葉の本当の意味を知ることで混乱が起きたりする。ニュースを見ているとき、マニフェストと言う言葉を耳にした。意味が解からなかったので辞書で調べたら「宣言」
とでていた。僕には、なぜ宣言といわずマニフェストと言うのかわからなかった。普段は解かっている言葉でも外来語などに変えられると意味が解からなくなってしまう。{体験}

 第二の理由は、昔からの言葉を使うことで日本語のちゃんとした言葉を使うことができるからだ。データ「2002年名前ランキング」によると昔から使われている名前は、「ユウキ」ぐらいである。時代が変わるにつれ名前も「ナナミ」のように変わっていく。確かに、昔の名前はふるくさいかのしれないが、昔の名前も大切にすべきだと思う。
{データ}

 確かに、実態にあわせて言葉を変えると何をさしているのか解かるがそのものが変わるといちいち名前を変えなければいけないから昔からの名前のほうがなじみが深いので良いと思う。「哲学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈する事ではなく変革することである」という名言があるが解釈する事も大切だと思う。
{名言}

   講評   kira

 守くん、こんにちは。完成度のたかい作品が届きました。意見の裏づけとして出してくれた実例は、ヒント集に付け加えたいくらい、ひらめきに富んでいますね。
 日本語がどんどん新しく様変わりして意味不明になるのは、そうそう、守くんの指摘のように「外来語」の問題がありますね。マニフェストには驚かされました。言葉の響きの新しさに気をとられて、内容の無さをごまかされたような気がしました。それ以外にも、そこまでしなくてもいいような外来語はいっぱいあふれています。花の名前まで、外国語になったりして。
 データもうまく使いましたね。名前の人気もその時代の世相を反映します。愛子さまのご誕生で、女の子の名前は少し昔風になったのかもしれませんね。
 最後は「解釈する力」で結論しました。ここも独自性があって光っていますね。
             

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