創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   死と自然   たけんぼ

「死」
これは今では、それほど身近に感じられなくなってしまった。その理由は、人は道具と言葉で強くなり、われわれ、人間は狩られる側に回ることはなくなった。しかし、野生動物と狩猟民族は日々生きるか死ぬかの争うような生活の中で、濃密な生の時間を過ごし、死もまた個体のエゴを超えた、より大きな知恵の一部なのだという境地に達している。僕はこのような野性的な考え方に賛成する。
野性的な考え方に賛成したい理由、死までの時間、生きている時間には、締め切りがあるからだ。何に関しても締め切りがあると、その締め切りに向かって、一生懸命がんばり、目標達成を目指していく。その例として、定期テストをあげよう。定期テストがあると、期限が決まっているので、燃え盛る炎のようにがんばり、テストを受けることができる。このように、期限があるとものすごく、がんばれる。実際に僕もテストに向かってがんばっている。だから人生というものにも締め切りがあり、
「一生懸命生きる」
という目標に向かって生きていくというのが、大変良い生き方であると思う。
野性的な生き方に賛成したい、もうひとつの理由は、野性的な人は、人工的な人よりも、寿命が長いからだ。日本人の平均寿命は、大変長い。女性は、85歳前後で、男性は、84歳前後だった。これは日本人が昔、野性的な生き方をしていたことに関係があるとおもう。このように外でたくさん遊び、走り、そして、このような自然的なことから、学ぶこともたくさんあるのだろう。逆に、人工的な生き方をすると、機械的なものから学ぶものもたくさんあるのだろうが、野性的なことを学ぶことができなくなり、自然を軽視することにつながっていくのだろう。このことにより、地球温暖化などという、無残な結果へつながっていくのだろうと思う。だから、自然的なものの方がいいと思うのである。
確かに、人工的なものも、ゲーム、パソコンなどという遊びの道具もあり、家族やいろいろな友達と一緒に盛り上がることができ、いいのだろう。しかしそれが自然破壊を招いているのではないのだろうか。僕たち人間たちは、幸福を得て、逆に、自然の動物達は、絶滅の危機に瀕している.こういうように自然を壊している人に対し、こういいたい。
「私たちの幸福が、ほかのものの不幸に支えられているようであってはならない」
 と。こういうように、環境というものは自然と、人工的なものを天秤にかけると勢いよく天秤が傾き、自然というものが飛んでいく。こういうことをなくすためには、僕たち人間の生き方を見直すことが大切だろう。

   講評   inoko

たけんぼ君、こんにちは。楽しい冬休みを過ごしていますか? よいお年をお迎えくださいね。

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