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　　　文化と言葉　　　たぬき

　日本人は中国や韓国人の名前を日本語読みで読むことが多い。これは便利なことだが相手によっては傷つく場合もある。
　だから相手の国の文化、言葉を大切にすることを忘れてはならない。もし外国人に日本語は「変で難しい」「聞いていたらおかしい」なんていわれたらショックだ。それに加え怒りが込み上げてくる。それに、これは相手の文化、言葉を傷つけることになる。だから、当然自分も相手の国の文化や言葉を、笑ったり、馬鹿にしてはいけないのだ。昔の話で日本が韓国を併合した。そのとき、日本人は韓国の文化、言葉を無視し韓国の人に日本の名前をつけた。日本人は韓国人の文化、言葉を奪い取ったのだ。大変なことだ。でも、未だにこのことを謝らない日本。日本に全く誇りを感じなくなる。そして、国際化と言っておきながら、相手の国をわかっていないことがおかしい。
　確かに物事を合理的に進めるために言葉を記号に置き換えて進めていくときもある。しかし、自分たちは言葉に愛を込めるような生き方を忘れてはならない。まずは自分たちの文化や言葉を理解することが大切だ。そのうえで他の国の文化や言葉を考えていくのだ。

　　　講評　　　jun