国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2346 今日1974 合計51884
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   もらいたい、出したい年賀状   うさぴょん

 あて名のない手紙とは、ダイレクトメールのような誰にわたってもいいような手紙のことである。差出人の名前やあて名を替えても大して変わらない。心もこもっていなければ、誰にわたってもいいような手紙は、もらっても、ちっともうれしくないし、逆にじゃまになるだけである。
 そろそろ年賀状を書く時期である。年賀状には、「あけましておめでとう」や「謹賀新年」、「今年もよろしくお願いします」などと書くが、本当におめでたいのか心を込めていないと分からない。例えば、パソコンで、「あけましておめでとう」とかく。それを何枚もコピーする。あて名も差出人もパソコンで書く。そんな年賀状を見てどう思うだろうか。初めは、
(おもしろいかも。)
と思うかもしれない。そこで、花をそえるように一言書く。そうすれば、まるで白と黒のように変わるだろう。また、シールを書いたり、スタンプをつけたりするだけでもっと変わるだろう。
 パソコンだと気持ちがこもっていないというようなことを書いたが、では、手書きなら何でもいいのだろうか。どんなに書きなぐるようにしてもいいのだろうか。てきとうに書いてもいいのか。答えは「だめ」だ。いくらてがきだからといって書きなぐったり、
(めんどうくさいなぁ。)
という気持ちがあらわれたりすると良くない。いくらがんばってもそんな気持ちは分かってしまうのだ。
 前の話である。昨年、私は、色々な人から年賀状をもらった。また、色々な人に年賀状を出した。もらった年賀状にはパソコンが多かった。友達からもらったのには、一言そえられていたり、手作りスタンプなどが押されていたりしていて楽しかった。しかし、習い事などのは、全てパソコンで何もなかった。少しさびしいような悲しいような気がした。
 パソコンよりも手書きの方がいいことが分かった。パソコンでも一言そえると全然ちがって、手書きに負けないくらい、良い年賀状になることが分かった。
 今年は、あて名のない年賀状ではなく、もらってうれしいと思われる年賀状を書きたい。

   講評   nara

こういう作文を書いた後だから、いつも以上にお正月に届いた年賀状をじっくり見たのではないかな。
 今年はうさぴょんさんも最上級生。実り多き年になるといいね!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)