創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   東京の寒い朝と北海道の寒い朝   うのむ

東京の寒い朝と北海道の寒い朝 うのむ
 「ピピピピピピ」
「んーめざまし時計か」                             
「かち」                                     「モゾモゾ」
私は、起きましたが、まだねむいので、またねようとしたその時……
「ガラガラ」      「むつみー朝だよー。早く起きなさい。」    
と、お母さんがいいました。それから、とってもしれつなたたかいが、あります。いつも、ちがうたたかいをしています。でも、いつも引き分けです。けど、私が動きだすのは、六時四十五分です。それまでは、ふとんの中でモゾモゾ何かやっています。その時たぶんお母さんは、「早く起きろ」と、思ってると思います。たとえば、わたしが、お母さんだとしたら、もう一回行ってひきずりおろすと思います。
 私のお父さんは、北海道生まれです。北海道のストーブは、東京と全然ちがって、とても大型なのですぐにあたたまります。しかも、ものすごくあたたかいです。けど、東京のストーブは、あたたまるのが遅いうえにあまりあたたかくありません。私のおとうさんは、子供の時、朝はとても寒く、おきるとすぐに、ストーブの前にとんでいったそうです。しかしおじいちゃんの場所は決まってました。だから、おじいちゃんの場所以外を兄弟三人で、取り合ってたそうです。
  温だん化が、進んでいても寒いということは、かわらないんだなとおもいました。昔も今も寒い冬の朝は、起きるのがつらいんだなと思いました。あと、おきてて寒いとやっぱりストーブの方へ行くんだなと思いました。

 

   講評   kako


こんにちは、むつみちゃん。今回の作文では、雪国と東京の朝を比べてみたのですね。
★第一段落★ 目覚まし時計の音から始まって、朝! という感じがとっても出ていますね。むつみちゃんがおふとんの中でモゾモゾ、ゴソゴソとしながら、起きたくないなあ、と思っている光景が目に浮かんできます。とってもいいですよ。「それから、とってもしれつなたたかいが、あります。」の文では、「たたかいが」の後に読点(、)はいりません。「しれつなたたかい」なんて、むずかしい言葉をよく知っていますね。知っている言葉をいろいろ使ってみることは、とてもよいことです。先生も寒い朝はなかなか起きられなくて困っています。(^^ゞ おふとんのあたたかさがとても心地よくて、起きられない! むつみちゃんはおふとんの中でモゾモゾと何をしているのかな? むつみちゃんがモゾモゾしている間のお母さんの気持ちも「たぶん」を使って上手に表わすことができましたね。
★第二段落★ お父さんのふるさと、北海道はとても寒い所だから、東京よりも寒さに対する対策がされているのですね。ストーブも大きくて、部屋がすぐにあたたまるようになっているなんて、すごい! むつみちゃんのおうちで使っているストーブと比べると、どのくらい大きいのかなあ? お父さんが小さい時の朝の様子もよく書けています。「ですます」の項目もできましたね。「しました」という過去のことを表わす文だけでなく、ところどころに「〜です」「〜します」などの文を入れるのですね。この次の作文にも使ってみましょう。第一段落か第二段落の中で、「たとえ」の表現も入れられるとよかったですね。
★第三段落★ 「温だん化」という言葉を文の中に入れて感想を書いたのは良いと思います。これからは社会のことも作文の中に使えるように、ふだんからニュースを見たり新聞に目を通したりするといいと思いますよ。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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