国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3224 今日469 合計56029
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   小さい子の発想   ナッチ

 ある朝、パパとママと小さなトーマスが朝食を食べていた。するとそう、突然パパが天井近くまでふわっと浮かびあがる。トーマスはなんて言ったと思う? たぶんパパを指さして、「パパが飛んでる!」と言うでしょう。これは「習慣」の問題です。ママは人間は飛べないということをとっくに学んでいる。トーマスは学んでいない。(要約)
 「わぁぁ飛んでる!」
私はかなり小さい頃、ある不思議な夢を見た。普通に家にいてテレビを見ながらお菓子を食べていた。そうすると母が
「あのさ、これからお使い行ってきて。」
と日ごろ頼みもしないお使いを頼んできた。
「いいよ。何買ってくるの?」
とお使いを受け入れた。
「じゃ、これとこれね。」
お使いは、絵本でちゃんと学んだから大丈夫だった。車が来たらちゃんと身を引いて、あの子のお母さんが来たらあいさつをして…。とそうやって歩いていると、石につまずいた。
「わっ!」
そのとたんフワッと体が浮き上がった。
「わぁ飛んでる。」
と気持ちよく飛んでいたら、
「朝よぉ。起きなぁ。」
夢が覚めた。ほんの一時間程度事だったけど、実際は八時間ほど経っている。かなり不思議だ。でも、その頃の私はとても知識が足りなかったから、
「あのね。空を飛んだの。お使いをしてね、ガッと転んで、そしたら飛んだの!」
意味不明な話をしながら、
「あの、もうちょっと分かりやすく…ね。」
小さい頃は、なんでも自分が思ってることが普通だと思い、それがもし現実じゃなかったら、当然不思議に思う。例えば、この話のように「自分は空を飛べる」と言うふうに思いこんでしまったら、絶対「飛べる」ということが現実になる。
 「いいなぁ〜。」
私は前に見たトトロというスタジオジブリの映画が大好きである。一回見たときは、「まっくろくろすけがいたら面白いだろうなぁ。」と思っていたけど2回目に見たときは「トトロに乗って飛びたいなぁ。」と、また空を飛びたいということを思った。そのお話の中では、トトロは子供だけに見えて、大人には見えないということがあった。それは子供はまだこの世界にはこういういきものがいるんだ、と思ってるから、全く不思議がらない。だが大人の場合、この世に飛ぶ動物など鳥や人間しかいない、と思っているから信じようとしない。成長するにつれ、この「現実」というものが分かってくる。
 人間にとって成長とは、成長するにつれ、大人になり、また、純粋さ、子供さが失われてゆく。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)