創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お正月の過ごし方   りんこ

 「ヒエー滑る!!。」 
 「シューシュー。」
 「気持ちいい!!!。」
 「きゃぁこけた助けて!。」
 私は今年のお正月をスキー場で迎えた。十二月三十日の夜、夜行バスで出かけ、一月四日に大阪に戻ってきた。行った場所は、長野県の志賀高原だ。一日目(三十一日)は曇っていたが、二日目、三日目は(一日、二日)晴れた。しかし四日目は曇ってしまった。だがいいお正月を迎えられたと思うし、何よりもお正月は晴れて良かった。ホテルでは、一日になると「謹賀新年」と印刷された紙がフロントやエレベーターの中などに貼られていたり、三十一日は、年越しそばを頼みませんか?と言う感じの紙がエレベーターの中に貼ってあるなどと、いろいろと正月らしい工夫をしていた。また、食事はバイキングなのだが、一月一日になると、黒豆や、ごまめや、かまぼこなどの正月らしい食事だったし、三十一日からは、信州そばも出てきた。(年越しそばの代わり?)まあまあな味だったが、私が好きな味ではなかった。スキー場ではそんなに正月らしい飾りなどはしてなかったが、晴れていたので、富士山ではないが、きれいな山々が見えた。こんなスキー場でお正月を過ごすのは、悪くはないと思った。
 去年のお正月は、こちら(大阪)で過ごした。スキーはクリスマスに行ったからだ。おせち料理はもちろん、年越しそばも食べたし、元日にお寺参りにも行った。(今年は四日に行った)鏡餅だって買ってかざったし、お餅はたくさん食べた。雑炊も食べた。本当に一日で太りそうなぐらい食べたのだ。また、年賀状も見た。(年賀状を見ることはおしょうがつのも要氏物の中でもゆういつ待ちきれないものなのだ。)しかし、この中でも一番心に残っているのは、年越しそばがおいしかったことだ。去年の年越しそばは、近くのうどん(そば)屋さんから買ってきたそばをゆでて食べたのがとーーーーーーってもおいしかった。今年もぜひ食べたいと思っていたのに、スキーに行くことになってしまったのだ。スキーに行くことはいやではない。むしろうれしいが、また今度まで待たないといけないのがいやなのだ。しかし、今度もお正月にスキーに行くだろう。なぜかと言うと、お母さんは、
「おせち料理はつくらなくていいから来年もここに来たい。」
と言っていたからだ。もちろんお母さんやお父さんは楽だとか言っているかもしれないけれど、子供は、(私は)嬉しくないのだ。でも、もしかしたらお母さんにとっては、おせち料理を作ることは、しんどい事なのかもしれない。そこらへんはもう少し考えてあげないと行けないと思った。
 人間にとってお正月とは、年の初めとしてきちんとしなくてはならない日だと思った。なぜかというと、お正月は、一五日が小正月だから、一五日ぐらいまでだと思うが、その間に気を引き締めておかないと、その1年間だらけてしまいそうな気がするからだ。

   講評   huzi

 今年最初の作文。長く書けたね。 長いけれども最後まで一気に楽しく読めるのは、莉絵子ちゃんの文章力のおかげだと思います。
  「ヒエー滑る!!。」 ときたら、スキー。 なんだか調子よくどんどんスピードがあがっているようですね。と、思ったらこけちゃった。
場面は、志賀高原のスキー場。お正月スキーに行っていたのですね。 お正月らしさは、館内の案内と食事のメニューにあらわれていますね。でも、なによりも、新春のきれいな山々が見えたのが一番かな。 こういうお正月の迎え方もいいものですね。
 【前の話】には、去年のことを書けたね(ただし書きをわすれちゃったね)。 年越しそば、おもち、初詣ときたら、お正月の三点セット(笑)といっていいぐらい、典型的な過ごし方ですね。莉絵子ちゃんは、中でも、おそば屋さんで買ったおそばのおいしさが印象的だったようですが、お母さんにとってはちょっと違ったみたい。 お正月支度に追われるより、スキー場でのんびりと過ごすほうがいいという意見には、先生も大賛成です。
 【一般化の主題】は、「小正月」のことまで持ち出して、長く書けましたね。よく知っているなぁ。でも、二週間もの間、気を引き締めていたら、あとがぐったりしそうよ。先生は、「一年の計は元旦にあり」(←ことわざの引用)ぐらいでちょうどいいと思うけど。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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