創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書   たんぽぽ

 テレビが普及して、映画を見る人が少なくなったというのはほんとうです。。「視聴覚文化」が盛大におもむき、本を読む人が少なくなるだろう、というのは、どうもほんとうらしくありません——ということは、およそ常識からも察せられるでしょう。だれにもわかりにくい本というのがあります。私にはわかりにくいけれども、ほかの人にはわかりやすい本というのがあります。(要約)
 似た話がある。私はこないだとても楽しい本を見つけた。はじめはお母さんが勝手に買ってきた本なので楽しくないと思いこんでいた。お母さんに
「何この本。ガールズアンダープレシャーなんて聞いたことない。」
というとお母さんは楽しそうに、
「楽しそうだったから、買ってきたんだけど、どう思う。」
といわれた。私は苦笑いをした。そしてその夜によんでみた。するととても楽しくて1時間ぐらい読んでしまった。お母さんに
「もう11時すぎたから電気消しなさい。」
といわれた。私はその本をとじた。次の日私は学校へそのほんをもってった。その本はある女の子がダイエットをするお話だ。その子はとても太っていて、ついついご飯を食べてしまうと、とまらなくなり食べてははいてのくりかえし、という本で最後にすこしやせるというお話だ。私はその本を友達に見せると、みんなは
「この本しってる」
といった。私はとても驚いた。まるで私が時代遅れのようだった。いまでもその本を読んでいるが、最近は違うものに集中しているので、前みたいに夜遅くまで本は読んでいられない。だが私はその本の3巻目がとても欲しい。
 もう一つある。こないだ冬休みの1週間ほど前に友達に本をすうすめられた。その本はライブラリーのほんで読んでいる途中なのだがとても楽しい。私はあまりライブラリーの本は読まないのですすめる本はないが、(ガールズアンダープレシャー以外は)『おとなりさんは魔女』はおすすめだ。(体験)
 人間にとって読書とは、国語の読解力をよくしてくれるものであり想像力を広げていくものでもある。だから、私はこれからたくさんの本を読んで行きたい。

   講評   jun

 要約は、元の長文が敬体でも常体に直してまとめましょう。
 先生は、「ガールズアンダープレッシャー」という本を知りませんでした。時代遅れかなあ。(笑)(もっぱらインターネットの本屋さんにしか行かないので。たまには街中の本屋さんにも足を運ばないとだめですね。)この本は、たんぽぽさんをとりこにしてしまうほどおもしろい本なのね。おもしろい本を夢中で読んでいるときは、眠さも吹っ飛んでしまいますよね。先生も、夜、本を読むことが多いのですが、なかなか止まらなくて睡眠不足になってしまうことがあります。
 結びの「人間にとって読書とは、……」とまとめたところには、「国語の読解力」という言葉が登場しましたね。確かにむずかしい本をたくさん読んでいると読解力がつくようです。でも、読書の本当の楽しみは、実際には体験できないような様々な体験ができることではないかなあと思います。

▲「こないだ」→「この間」
                               

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