創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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アメリカシロヒトリの感想文 うひひ
アメリカシロヒトリの感想文
37年あまり前に、アメリカシロヒトリというガの幼虫がアメリカの荷物にくっついて日本に渡ってきました。そのガは大きくなり、赤ちゃんを産んで、アメリカシロヒトリがどんどんふえました。アメリカシロヒトリの幼虫は樹の葉を次々と丸坊主にしていきました。丸坊主にする木はサクラ、クワ、いちょう、プラタナス、クヌギなどです。でも今では、限られた地域でしか見かけません。アメリカシロヒトリは八百個〜千個までの卵を産みますが、生き残るのはたったの約4,5匹なので大発生の心配はありません。
私は夏のキャンプの時に、アメリカシロヒトリを見たことがあります。看板に一匹だけくっついていてみんなで、気持ち悪いといっていました。アメリカシロヒトリはまるで動きもしない石みたいです。少し近づいても全然にげません。
私は、蜘蛛が嫌いです。8本や6本足で歩く所がとても気持ち悪いです。蜘蛛がいればすぐに「うきゃー」とさけんでしまいます。お母さんはもっと蜘蛛がきらいなので、退治するのに、しりもちをついていて、おもしろかったです。しりもちついたときの様子は二人でギャーと叫んでいました。後ろに大きい蜘蛛の巣があったら私はよけて通ります。
アメリカの荷物に乗って日本まできたアメリカシロヒトリは旅をしたみたいておもしろいです。千個もたまごを産むのに、成虫になれるのはたったの4,5ひきて言うのはとってもびっくりしました。
講評 sumomo
アメリカシロヒトリという虫のことをよく知っていましたね。先生は以前、虫のたくさんいるところに住んでいたので、むかでやだんごむしなどには驚かなくなりましたが、いまだにクモとガは苦手です。道を歩いていてうっかりクモの巣にひっかかったことがありましたが、その時は全身に鳥肌が立って叫ぶこともできませんでした。
アメリカヒロヒトリがまるで動かない石のようだというたとえはとてもおもしろいですね。一人ぼっちでもそんな石のように平気でとまっていられるからこんな名前がついたのでしょうか。人間に驚いて飛んでくれればいいけれでも、平気でとまったままでいられるとよけいに気持ち悪いですね。お母さんとクモをみつけたらきっと大騒ぎになるのでしょうね。しりもちをついてたいへんですが、そのときの様子が目に浮かぶようでよくわかりました。気持ち悪い虫が必ずしも悪い虫というわけでもなさそうなので、これからはもう少し勉強してみようと思います。
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