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　　　自分の意見を持とう！　　　うくほ

社会は個人から成り立つものとされている。したがって実状はどうであれ、それぞれの個人は、社会の構造、運営、将来について責任をもつものとして意識し、行動していることになっている。しかしながら、このような意識は明治以降に輸入されたものであり、現実の日本人の多くは、社会を構成する個人としてよりも、世間の中にいる、一人の人間として行動している部分の方が多いのである。（要約）私は、世間にとらわれすぎるのは良くないと思う。
第一の理由は、自分の意見を持ちにくくなるからだ。例えば、この頃、友達とよく遊びに行くのだが、行く場所を決める時、私は、ゲーセンに行きたかったのだが、他の人たちが、「カラオケ行こう！」と言っていたから、私も、「いいよ〜。」といってしまったのだ。やっぱり、一人だけ意見が違うと、言いにくいものなのだ。
第二の理由は、みんなと同じになってしまうからだ。例えば、行きたい旅行先のデータがあった。それは、1位がオーストラリアで57.2％。2位がハワイで48.4％。3位がカナダで47.6％。4位がスイスで45.6％というものだ。このデータからして、自分の行きたい所が、入っているから、世間にとらわれてしまっているという事がわかる。
確かに、せまい共同体の中で、助け合うのは良い事だ。でも、「確かに仲間同士で助け合うことはよいことだ。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言もあるように、世間にとらわれずに、自分の意見をしっかりと持った方がいいと思う。

　　　講評　　　kira