国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   雪も生き物   さっC

 「あ、雪だ!!」私は大声でさけびました。窓がくもっていてあまりよく見えないので手でこすりました。朝起きた時から今日はいい日な気がしてうきうきします。まだ全然つもっていないけれど夢みたいです。私は寒いのが嫌いです。でも雪は大好きです。
「あっ、本当だ。いっぱい降ってるね。」お姉ちゃんも目が宝石のように輝いています。私はまだ顔もあらってないのに家からとびだしました。お母さんがあとからゴミも捨ててきてと言ったのでまた雪とふれあえました。雪はちらちらと降っていて何か話しかけているかの様に私の体についてはとけていきます。寒がりなのになんでコートを着ないのだろう。私は自分に驚きました。今私の頭の中は雪でいっぱいです。はやくつもらないかな、つもったら雪合戦や雪だるまを作ろう!と、そこまで考えています。三回目に外へ出て雪と話そうと思っていたら雪はさっきと違ってぴゅんぴゅんと強く降っていました。さっき、話しかけているのとはぜんぜん違って今はまるでおこっているみたいにふっています。おもわず、「雪さ〜ん、どうしたの? なにかいやなことがあったの?」と言いそうになりました。でも雪は怖くなるばかりで、私が言っても聞こうともしなかったのです。私は友達がいなくなったように悲しくなりました。私の小さい頃、雪が今よりも大好きで寒いのも平気でした。手袋なしで雪だるまを作ったこともあります。コートを着ないで遊んでしかられたときもあります。
 私は小さい頃がなつかしくなり寒がりなんか忘れて遊ぼうと思いました。そして雪も人間のように笑ったり怒ったり泣いたりする生き物なんだとわかりました。私は雪になりきって飛びはねました。
「いってきま〜す。」私は元気に玄関から飛び出しました。

   講評   jun

 「雪も人間のように笑ったり怒ったり泣いたりする生き物」に思えるのは、さっCさんが心の目で雪を見ているからなのでしょう。
 2月も元気にがんばっていきましょう!
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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