国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人緑友好条約   PINPA

 私の家は自動車がやっと通れるぐらいの道で道に草が生えている。自然について関心のあるおばあさんもスミレの雑草を引っこ抜いてしまった。人間の雑草へ対する態度は時と場所によってさまざまだ。(要約)
 「1・2・3・4・・・・・。」
私達は今大好きな大好きな、氷おにの最中だ。敵(おに)は3人。私は大急ぎで逃げた。走って、走っておにから離れた。
 おにが飛び出してきた。私のほうに来る!
「逃げろーーー!」
と私は走った。時計台の周りをぐるぐると回った。おにが付いてくる。まるで、犬の追っかけあいのようだ。ワンワン!
 私は6週ほど時計台いの周りを走ると、別のコースを通って逃げた。もう、追っかけてきてない。ハーーー。ここで、1つため息!ホッ。お茶でもいっぱいするかな?と思う時間もなく、肩に手が置かれた。えっ?誰なの?後ろを振り向くと、
「あっ!おに!いたの?」
私は、もぅ追いかけてきてないと思っていたらまだ後ろにいたのだった。まさに、『灯台下暗し』だ。いやー。実は灯台の電気の線が切れていてねー。と言い訳したいよ・・・。トホホ・・。
 すると、今度は右から声が・・・。
「手を伸ばして!」
仲間が助けに来てくれた。まさに、『渡りに船』助けてくれー!私は伸ばせるだけ伸ばした。伸びすぎて戻らなくなったらどうしよう・・・。そんなことを、考える暇もなく今度は仲間が私の手にタッチをした。
 私は走った。逃げることができた。いいねーー。うまく逃げきれたよ!ラッキー!
 しばらくすると、後ろから気配が・・・。と忍者のようにすばやく私は察知した。っていうのはウソで友達に
「逃げろーー!後ろにおにがいるよ。」
と言われたのだけどね。とにかく、私は走ってまた逃げた。さっきと同じ鬼が追いかけてくる。
 私はまた、さっきの同じ時計台の周りをさっきとは逆周りで走った。おにが
「また、この道ー!」
と言った。
 その、瞬間だった。アレーー。と私は体が空に浮いたかと思うと地面にたたきつけられた。
「イタタター!」
と私はしりもちをついた。この間と同じ所にまた傷があった。やっと、もうすぐ治るので喜んでいたらまたけがをしてしまった。トホホ。
「だいじょうぶ?」
とみんなが駆け寄った。私はベンチに座った。あれ?もう1つ痛いところが・・。と私は思い見てみると足の太ももも所に大きな傷があった。その、傷はきれいにすっていた。滝の流れのようにまっずぐに傷が何本か入っていた。
 みんな、私になったように痛そうな顔をした。本当に親切な友達だ。
 私は水洗いして、また遊びを続けた。帰りになるとまたずきずきしたが、私は気にすることなく家に帰った。
 でも、気にしないといけないこともあった。それはお風呂だ。とてもピリピリとキムチのように痛かった。だから、私は手をそえて湯船に使った。ピリピリがひりになった。良かったーー。安心。
 私は、ゴムッチプの上でこけた。しかし、よく考えてみると草原の原っぱなどでこけていたら、あんな大きなけがになったのだろうか?草などの緑でこけていたらキムチのように痛くなかったのではないかと私は思う。
 そう思うと、校庭が草でできている学校がちょっぴり、ではなく本当のことをいうととってもうらやましい。いいなー。私は氷おには大好きだが、もちろんのことだが、けがはキライだ。
 自然で遊ぶことによってけがも少なく、楽しくまた、木は影をつくってくれてとてもいいことだとは感じる。緑は自然になくてはならない体は小さくても大きな友達なのだ。人緑友好条約をここに成立させる。

   講評   mako



 ユーモアたっぷりに楽しく書けましたね。最後の「人緑友好条約をここに成立させる。」という一文がとてもいいです。
 こおり鬼の描写(びょうしゃ)が生き生きとくわしく書けているのはいいのですが、それがあまりにも中心になりすぎると、自然というテーマがぼやけてしまってせっかくの最後のまとめが目立たなくなってはもったいないです。全体のボリューム、つまりそれぞれの話の長さ(くわしさ)のバランスを考えるといいですね。こういうこともだんだんとわかってくるものなので、あせることはありません。例えば、この作文では土や草の上でころんだときの体験、あるいは自然の中で遊んだときの体験もあわせて書くといいかもしれません。作文を書く力は十分育っています。表現力も豊かです。さらにテーマにそった内容を効果的に書く練習をしていきます。

★ゴムッチプ⇒ゴムチップ
★私は氷おには大好きだが、もちろんのことだが、けがはキライだ。
⇒「だが、」と同じ接続のことばを続けて使わないほうがきれいです。
私は氷おには大好きだ。しかし、当然のことだがけがはキライだ。
★自然で遊ぶことによってけがも少なく、楽しく
⇒自然の草や土の上で遊ぶとけがも少なく楽しい。また、……

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