国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3224 今日731 合計56291
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   植物   たんぽぽ

 三年前まではその路地は、さまざまな人や動物の散歩道として利用されていた。下水道工事が始まって地面がほりかえされ、車の震動で下水管がこわれぬようにしっかりとほそうされてしまったのだ。ネコジャラシにスギナ、スミレもタチイヌノフグリもそれ以来路地から姿を消してしまった。町中の雑草に対する人間の態度は時と場所によってさまざまである。(要約)
 二、三年ほど前私は家の裏にある公園でまわりの皆さんと草むしりをした。私はあまりやりたくなかったので、周りのベンチにすわってジュースを飲んでいた。わたしはその時ふと皆が片手にもっているビニール袋をみた。するとその中には煙草の吸殻はもちろん、枯れ葉や雑草までもごみにしていた。私はそのとき小学三年生、ちょうど理科の授業が始まったころだった。私はそれを見て学校の先生が言っている言葉を思い出した。先生は自然のことにとてもうるさい先生だった。
「今の世の中は、一体どうなっているのでしょう。草は生きているのです。それなのに私達は雑草をゴミだと思って。あなた達の将来が楽しみですよ。
といっていた。私のいえはそんなことしないと思っていたが家も雑草(生き物)をとっていた。わたしはまるでもし私が雑草だったらどうなっているだろうと思い始めた。周りにいる何人かの子供はキャーキャー走りまわりながら雑草を踏んでいる。まさか私もとおもいなあがら足元を見てみるとやっぱり雑草を踏んでいた。私は雑草はやっかいなものだなと思いながらも足をうえにあげた。
 もう一つある。つい最近お父さんが昔の写真を見せてくれた。それは今出言う本牧市民プールの前で一番奥の方に本牧市民プールがあった。辺り一面海で迷子になってもその場所から家族が見えるほどの広さだった。今ではその場所は削られたりマンションなどが建ってしまっている。だから私はその写真を見てほんの20年くらいの間にこんなに緑や青が減ってしまっているとおもった。
 最後に一つおととい私とお父さんはスーパーにいった。私達はスーパーから出たすぐ近くのしんごうでとまった。するとお父さんが
「かわいそうあそこのマンション向こう側にでっかいマンションできちゃうから花火見れなくなっちゃうよ。昔はここ川と草しかなかったからね」
といっていた。私はお父さんは小さいころやんちゃだったのでよくきていたんだろうなとおもった。なぜかというとたまに川などに行くと
「ここにボートを置くと元町にいくぞ」
などというからだ。私は本当に先生のいっていたとおり私達の将来が楽しみだ。だって私達のだれかが偉い人になったりすると、(その人が嫌な人だったら)地球がどうなってしまうか分からないからだ。(体験)
 人間にとって自然とは生きていくためには必要なものなのだろうなぜかというと先生が生きていくためには植物がひつようだといっていた。なぜかというと植物を食べる動物がいて、その動物を食べる動物がいるからだわたしたちはその動物たちを食べている。だからだ。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)