国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   片寄ってはならない躾と愛情   うつと

親は可愛いからといって手元においてわがままにさせません。これもわがままにならない、一つの愛だと思います。それぞれの立場があるということを、躾として子供は覚え、それを積み重ねることより、将来の判断力の一端が育ちそれは育てることが家庭内の本当の愛情といえます。子供がグレて私はこれだけ世話しているんですよ、と言ってこぼす親は、世話しているかわらないけど本当の愛情を与えていないのです。{要約}

躾と愛情は、子供を育てるうえで絶対に必要なものだ。{是非}

第一の理由は、躾と愛情がなければ子供は死んでしまうからだ。子供は好奇心旺盛で駆け回る。たとえ、危ない所やしてはいけないことをやったり、行ったりする。そこで、親は子供を躾。そして、愛情を子供に対して送るのである。もし、躾も愛情も無かったら子供はどうなるか。病気の元となるウイルスが多量にある狭い部屋にいるようなものだ。じわりじわり、と子供の体を蝕んでいく。そこに、愛情があれば部屋は広くなりウイルスは部屋のすみの行く。しかし、子供は走り回りウイルスのほうに行ってしまう。そこで、躾があればウイルスがいない場所で安全に遊べる。{理由}

僕がまだ日本にいて小学生のころ、僕はよく小学二、三年生の子供達遊んでいた。ある日僕は、4,5人の子供達と遊んでいた。帰りに子供達の母たちがきたとき一人の子が頭まで下げて、「ありがとう」と言った。そして、笑顔で母と家に戻っていた。躾のよいし愛情もしっかりとうけていた子だなと今、僕は思った。中には、何も言わずに行ってしまう子もいた。僕は、それは普通だと思う。まだ、子供達が小学生だからだ。でもあの子は、とても礼儀正しかった。
彼の親は、厳しい人ではなく優しい人だ。だから、教え込まれているわけではない。ちゃんと躾されて、愛情を貰っているからあんな風に慣れるのだと思った。{体験}

第二の理由は、躾と愛情がないと間違った道を歩んでしまうからだ。データによると一ヶ月のお小遺いの平均は、幼稚園で572円。小学生で、1109円。
中学生で2822円。高校生で6687円。注目してほしいのは、幼稚園。まだ小学校にも行っていない子がお金を貰っている。確かに小さいころからお金にふれていて使い方などを教えるのはよいかもしれないがあまりにも幼すぎると思う。躾をちゃんとしようと思ったらせめて小学二年生くらいまで待ったほうがよいと思う。愛情があってお小遺いを上げなければと思ってあげているのだろうか。子供を思う気持ちはわからないでもないけど、一つかけていることがある。躾だ。使い方を間違えば、お金はおもちゃと思う可能性だってある。躾と愛情、両方なければならない。最後に、これが一番言いたいことなのだ。幼稚園でのお小遺579円貰っているのに、僕が小学三年生のとき初めてお小遺いをもらった額は300円。なぜ、幼稚園より少ないのだ!
{データ}

確かに、子供は厳しくまた優しく育てたほうがよいと思う人もいるかもしれない。しかし、躾と愛情二つそろってこそ、片寄らなく育てることが出来る。「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言があるように、子供は大人とは違う考え、生き方をするもう一つの人間のようなものだ。{名言}

   講評   kira

 守くん、こんにちは。ユーモアもあるたのしい作品になったね。(おこづかいのデータはあくまで「平均値」と考えようね。きっと上には上があり下には下(笑)があるんだよ。)先生はいくらもらってたっけなあ・・・。でも貨幣価値が違うだろうから比較対照にならないね。(どんな年寄りだろう…)
 愛情と躾の両方がそろってこそ子供は健全に成長するという意見でした。第二段落は理由の説明が比喩になっているんだね。ウィルスと子供のたとえは、わかりやすく印象的です。ウィルスが怖いといって無菌室で子供を育てるとまた大変なことになるんだよね。
 幼稚園からおこづかいというのは確かにちょっと驚きです。幼稚園のころって、お母さんがお買い物で千円札を出して400円おつりをもらったら「わーい! ふえたね!」って喜ぶ年ごろですよね。お金のねうちが分る前に、物だけ与えようとしているようでちょっと愛情に欠ける様に思えます。
 子供の人権は尊重されなければなりませんが、人格が形成されるまでは親が愛情を注いできちんと躾けることが大切ですね。
          

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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