国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   みんなと一人   ☆れいな☆

  みんなでいる方が断然楽しいです。みんなでいると楽しく感じることも、一人でいる時はすごくつまんなく感じることがあります。それに、友達と一緒にいる方が人数が多いので、おもしろい話が次々と出てきます。その方が私にとって、家で一人でいるより楽しいです。色々な人と話すと知識なども増えるし、楽しい気分でいられるのでみんなでいる方が好きです。それに、一人でいるといつもどこかに小さな孤独感があって、私はそれがとても嫌いです。
  でも、友達と一緒にいる時が楽しくても、一人でいたいときもあります。一人でいると落ち着きはしませんが、みんなでいる時よりはリラックスができて、自分のやりたい事を勝手にやることができます。例えば、友達と一緒に買い物する時は友達の好きなところも行きますが、一人で買い物する時は自分の好きな店に勝手に好きなだけいられます。私にとっては友達と一緒に買い物をする方が色々な店を知れるし、しゃべりながら店をまわるのでその方が楽しいですが、急いでる時や行きたい店がたくさんあるときは一人で行く方がいいです。
  友達と一緒にいると楽しいこともたくさんありますが、けんかや小さな言い合いだってたくさんあります。そういう時は違う友達と一緒にいますが、一番仲いい友達とは少し違うので、つまらなくなって、一人で家にいたいと思う時もあります。
  みんなで一緒にいる時の楽しさやけんか、一人でいる時の小さな孤独感など全部ひっくるめて考えれば、私にとって友達といる時のほうがいいです。私はどんな時よりも孤独な時が嫌いなので、いくら友達とけんかをしても、一人でいる時よりはましだと思います。

   講評   inoko

れいなさん、こんにちは。みんなでいることと、一人でいること。どちらがより好きか、あらためて考えることができたでしょうか? 学校に行っていると、家族と話すよりもお友だちと話す時間の方が長いということもありますね。それだけに、親友との時間をどれだけ楽しく過ごすことができるかが、毎日の充実度のバロメーターになります。作文の中で、「友だちとけんかしたときは、別の友だちと一緒にいるが、つまらなくなって一人で家にいたいと思う。」と書いていますね。こういう状態は、けっこうつらいものです。誰かと一緒にいるのに、孤独感を味わってしまう感覚なのではないでしょうか? 「小さな孤独感」に対して、「集団の中の孤独感」と言えますね。親友のありがたみが身にしみることでしょう。
☆ 「小さな孤独感」という言葉がいいですね。この作文のキーワードになっています。次の作文は、「〜だ、〜である」の常体の文章で書いてみましょう。
つまんなく→つまらなく、色々な店を知れるし→色々な店を知ることができるし

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 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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