創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   りんごの外と中、人の外と中   PINPA

 日本のリンゴは高級化の道を歩んできた。そのため、日本のリンゴは、しばしば味よりも見た目のほうが上位に座っているのだ。外国を旅しても日本のリンゴより見栄えがいいというりんごはどこにもない。日本人の美意識はいささかの軌道修正の必要がある。(要約)
 日本を舞台にされた番組でよく、誰かが入院したためにフルーツのバスケット(りんごなど)を持って
「だいじょうぶ?」
とお見舞いに来るような番組があるだろう。それを考えると日本のお見舞い品はリンゴという感じに私の脳は固定されている。りんごやメロンがキレイにリボンや包装紙などでおめかしして、まるでフランス人形のような姿だ。
 それでは、今度は外国の番組を考えてみる。広い、広いあたり一面がリンゴ畑の農家を思い浮かべてみる。お父さんがりんごの入ったかごを持って家に向かって
「おーーーい!たくさん取れたよー!」
そこで、家の中からお母さんや子どもたちが飛び出してきて、りんごのジャムやパイを焼くというイメージが私の脳には固定されている。
 それほど、日本と外国のイメージは違うということはそれだけりんごに対しての考え方が日本と外国は違うというわけだと私は考える。月とすっぽんだ。(ことわざ)
 この前こんなことがあった。私が友達から学校でお弁当のデザートのイチゴをもらうことになった。ラッキー!イチゴをくれる優しい友達は
「好きなイチゴどれでもいいからとって!」
と言ったので私は1番真っ赤なイチゴをとった。すると、もう1人友達が来て
「イチゴいる?」
とその子もイチゴをもらった。その子のとったイチゴも残りのイチゴの中で1番真っ赤なのを選んだ。
味はどうか知らないが私は1番真っ赤なイチゴをとった。なぜなら、色がよければそして外見がよければ、味もあまくて美味しいような気がしたからだ。そんな、気はしないだろうか?やはり、味はどうあれ、どれか1つだけ選ぶのなら外見で私は選ぶ。
けれども、外見で選ぶのはよくないものもある。それは、人間。人だ。人間は外見では決して決めてはいけないと私は思う。なぜなら、外見がカッコよかったり、カワイかっても中身がジコチューでいじわるだったら人間にとって人としてよくないからだ。みんな、仲良くするならみんなに優しい人がいいだろう。そうでしょう?
たまに、好きな人を外見だけで決める人がいる。私はそれに対して、あまり好印象は持ってはいない。外見ばかり見ていて中身を見ないのは良くない。
人間は人のことを思う心を持つことが大切だ。目では見えない、虫眼鏡でも見えない、顕微鏡でも見えないそんな大事なものがたくさん詰まった心が大事なのだ。外見ばかり気にしていても中身が真っ白で何もなければダメなのだ。
りんごも同じだ。見た目が良くても味がダメなりんごは、あまり好きではない。食べるなら誰だってきっと美味しいりんごが食べたいはずだと思う。
私も誰にでも好かれる中身のあるりんごになりたいと心から思う。

   講評   mako

 要約は大事なところをすっきりまとめていてよかったです。
 いちごのお話に続いて人間のお話に話題を広げたところがいいね。食べ物は見栄えだけでごまかすことができるかもしれないけれど、人間の価値は外見だけでは決められない。
『人間は人のことを思う心を持つことが大切だ。目では見えない、虫眼鏡でも見えない、顕微鏡でも見えないそんな大事なものがたくさん詰まった心が大事なのだ。』
ここはいいね。すばらしい(^^) まったく同感です。
『私も誰にでも好かれる中身のあるりんごになりたいと心から思う。 』
この結びも最高!

 ★日本を舞台にされた番組でよく、誰かが入院したためにフルーツのバスケット(りんごなど)を持って「だいじょうぶ?」とお見舞いに来るような番組があるだろう。
⇒日本では、誰かが入院したときにフルーツのバスケット(りんごなど)を持って
「だいじょうぶ?」
とお見舞いに行く場面をよく見かける。
 ★カワイかっても⇒カワイくても
 ★人間にとって人としてよくないからだ⇒人としてよくないからだ
 ★ジコチュー⇒自己中心的

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