てんらん会と早口言葉とたん生日プレゼント オーロラ
2月12、13、14日はてんらんかいでした。13日に、おばあちゃんとお母さんが来てくれました。5時間目は、おばあちゃんとお母さんがじゅぎょうを見に来てくれました。この日は、学校公開日だったので、だれでもじゅぎょうを見ることができたのです。その時間のじゅぎょうは国語で、早口言葉をやりました。わたしは、家でいくつか考えてきた早口言葉の中から、
「カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ。」
を言ったら、先生が、
「すごくじょうずだったよ。」
とほめてくれました。おばあちゃんとお母さんも、はくしゅをしてくれました。次に、お友だちの早口言葉を読むことになり、わたしはみどり子ちゃんとわたしのをこうかんして言うことにしました。みどり子ちゃんがはっぴょうしたのは
「ぼうずがびょうぶに上手にぼうずの絵を書いた。」
という早口言葉です。わたしは3分間のれんしゅうのあと、この早口言葉をすばやくまちがえずに言いました。そうしたら先生に
「ごうかく。」
と言われて、わたしは思わずにっこりして、おばあちゃんとお母さんのほうをむきました。おばあちゃんとお母さんと、ほかのお母さんたちもはくしゅをしてくれました。すごくうれしかったです。5時間目のじゅぎょうがおわって家へ帰るとき、おばあちゃんとお母さんが、てんらんかいの作品を口々にほめてくれました。
「てんらんかいの絵やかざり、すごくうまかったよ。」
「ママははんがが気に入ったよ。『ともだちとまちあわせ』っていうだいめいがぴったりだったね。体のうごきがつたわってくるようなかんじだった。」
「どれもみんなよかったけど、おばあちゃんはチャボだなあ。すごくだいたんでいい絵だった。」
「バックが黄色だからすごく目立ったよ。『ラッキーチャボ』っていうだいめいもおもしろいね。本当にラッキーなかんじがしたよ。」
「お花も、色がきれいで目立ってたよ。みいちゃんらしいかんじだった。」
と、たくさんほめてくれてとてもうれしかったです。
「はりがねハンガーのかざりも、おばあちゃん、すぐ見つけたよ。みいちゃんのをさがしてて、あれじゃないかあと思って近づいたらみいちゃんのだったんだよ。みいちゃんらしいと思ったんだ。」
と、おばあちゃんがじまんしました。お母さんは、
「たんじょうケーキ、ママのにしてくれてありがとう。」
とにこにこしていました。
わたしは
「深海の国は? 見てくれた?」
と言いました。
「もちろん見たよ。あれもおもしろかったね。」
と、おばあちゃんが言いました。
「みいちゃんはどれを作ったの? あした教えてね。」
と、お母さんが言いました。あしたは土曜日で会社が休みなので、お父さんとお母さんが見に来てくれることになっているのです。わたしは、ほめられてばかりで、すごくうれしくていい気分でした。
帰ってから、またお楽しみがありました。わたしのたん生日がもうすぐなので、おばあちゃんがプレゼントを買ってくれたのです。お母さんが家でしごとをしている間に、わたしとおばあちゃんは、近くのジャスコにポケモンのリーフグリーンというソフトを買いに行きました。今一番ほしいものだったので、とてもうれしかったです。わたしはおばあちゃんにとびきりのえがおで
「ありがとう!」
と言いました。
次の日、お父さんがてんらんかいを見てくれました。お父さんも、
「すごく上手にできてるねえ。」
と、びっくりした顔でほめてくれました。お母さんやお父さんのときは、こんなにたくさんの作品を出すことはできなかったそうです。わたしの学校は、生との数が少ないので、一人で5点の作品を出していたから、お父さんはそれだけでもおどろいたそうです。「深海の国」で、わたしははりきって
「これがわたしの作った魚だよ!」
と教えました。そこは本当はこうどうのぶたいの上なのですが、まっくらにして、けい光色の魚やたこを作っておいてあるので、すいぞくかんみたいでおもしろいのです。お父さんもお母さんも楽しそうでした。わたしは、自分もとても楽しかったし、みんなにほめられていい気もちだったので、今度の4年生のときのてんらんかいは、もっとすてきな作品ができるといいなあと思いました。