創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私の家の節分 梅好き
「鬼は外、福は内」
毎年こうれいの節分はどんなにいそがしくても、必ずやる行事です。今年は弟の智が夜おそくまで水泳だったために、8時30分ごろに豆まきをしました。わたしのとても大きい声が、ひびきました。わたしがまるで鬼のようです。福はだれでしょうか。
「鬼は外、福は内!」
「お姉ちゃん声が大きすぎ。」
「うるさい、うるさい、いいでしょ。わたしの自声なんだから。」
たくさんの豆をわしづかみにしてなげつけました。これは一つのストレス発散なのかもしれません。しかしそれにしては、ひどいかもと後で気付きました。それにしても、音がひさんでしたが、わたしの家族はそれに慣れていました。だからなにも言いませんでした。この日の夜はとてもうるさい日となりました。近所の人にはすごく迷惑がかかっていたと思いました
その日の夜ご飯は太巻きでした。どこかの方角を向いて、かぶりつくと福がまわるらしいと聞いたので、かぶりついてみました。ぱくっ。口がふくれあがりました。こんなに一口では食べきれないと思いました。けれど福のことならなんでもしてやるという強気で、食べきったのです。さあこれで福がまわるのでしょうか。それはよくわかりませんが、それを信じようと思います。まぐろの太巻きが、とてもおいしかったので2本も食べてしまいました。
前に、豆は歳の数だけ食べると聞きましたがわたしは、一度も歳の数だけ食べたことがありません。わたしはくいしんぼうなのでそんなことは気にしないのです。どんなに福がまわると言われてもこれだけは無理です。私は豆が好きなのでそんなことを言っても聞きません。家族の人が見ていないすきに何個も食べてしまいます。弟がたくさん食べているのを見て、やはりわたしの弟だなと思いました。そういうずるがしこい所はわたしと、とても似ているのです。味がないけれどわたしにとってはおいしいおやつです。なぜ歳の数だけ食べなくてはいけないのかわたしにはよくわかりませんでした。
「鬼は外、福は内」来年の豆まきがなぜか楽しみになりました。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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