国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   頑張るということ   ポテチ

 「やったー!」
 五年生の時から総合学習でつくってきた気球ができた。みんなで手分けしてつくった物だ。みんな気球を輝いた目でみた。
 私のクラスは五年生の時から総合学習として気球をつくっていた。はじめ、みんなはクラス全員が乗れるような大きな気球を夢見ていた。しかし、そこまで大きな気球はプロでなければ作ることもできないし、乗るのにも免許が必要なことが分かり、せめて自分たちの作れる中で一番大きな気球を作ろうということになった。まずはホームページで見つけた気球を作ることから始まった。そんな、まだ目標とはほど遠いことでもみんな四苦八苦していた。球皮のごみ袋にエメナル線をつけることも、アルミホイルでかごをつける時も、一つ一つの作業に時間がかかるほどだった。ホームページの気球が出来上がるともっと大きい球皮にしてみたり、燃料を強いものにしてみたりした。六年生になって、最終的な気球の製作がはじまった。もうこの時には、球皮はごみ袋を何枚もアイロンでつけたもので燃料も室内の実験の時は火災報知機に気をつけなければいけないほど火力が大きいものになっていた。そしてついに、最終的な気球が完成した。三月一日にその気球を飛ばす。保護者の方も見れるようにし、新聞記者も二つ呼んだ。球皮がとても大きいため、私たちが垂れてくる球皮を押さえても押さえきれない。だから、知り合いの建設会社の社長に足場も借りた。後は三月一日に、雨が降らないこと、風がないこと、気温が低いこと、という条件を満たす天候になるよう願うだけだ。まだ気球を飛ばすところまではできてないが、完成した時のみんなの喜びはすごい大きかった。
 また、鉄棒で逆上がりが出来た時もとても嬉しくなった。それまで何回も練習して、出来ないことの繰り返しだった。それが急に出来たのだ。少し間があいてから、なんともいえない嬉しさが体中に込みあがった。(前の話)
 人間にとって頑張れるのは、それだけ期待しているということだ。だから努力をして何も得られなかったら悔しくなるし、何か得られたらとても嬉しくなる。
 「気球が飛びますように」
 私は気球が飛ぶように願っている。(書き出しの結び)

   講評   jun


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