低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
自分の考え、他人の考え えさし
今でこそ少なくなったが、数十年前までは「外国人には日本語の読み書きはできない。」や、「英語をゆっくり話せばどんな日本人にも分かるはず。」というような迷信が残っていた。日米それぞれに残っている迷信が日米相互理解の邪魔をしているのではないかと思う。もちろん日本人の立場にもアメリカ人の立場にも悪意はないのだ。しかし、悪意がなくても相互理解のために良くないと思う。私は相互理解が年ごとに深まっているに違いないと思っている。(要約)
確かに、自分の考えが絶対に正しいと思わないで他人の意見を聞き入れることができる広い視野を持つことは大切だ。私は中学のとき卓球部に入っていたが、コーチにはいろいろと「ここはこうした方が良いよ。」とか「あそこではああした方が良いよ。」等と直した方が良いところを指摘されてどんどん卓球の腕が上達した。昔話の体験実例では、はなさかじいさんという昔話がある。昔あるところにおじいさんと犬がいた。ある日、そのいぬが「ここほれわんわん。」といった。それを聞いたおじいさんがその場所を掘ってみると小判が出てきた。ところが隣のおじいさんが犬を殺してしまった。犬を埋めた場所から生えてきたかしの木で作ったうすはお米が出てくる不思議なうすだったガ、隣のおじいさんがうすを燃やしてしまった。枯れ木にその灰をまくと花がなった。おじいさんは、はなさかじいさんと呼ばれるようになり、殿様からごほうびをもらった。おじいさんは犬の言うことを聞いて幸せになった。
しかし、自分の考えを最後まで貫き通すことも大切だ。私の体験実例では、私はつい最近まで受験生だったが、受験前までは親に「他の高校にした方がいいんじゃないか。」といわれていたが、自分の考えを貫き通して自分なりに勉強して自分の行きたい高校を受験したら、見事に合格することができた。
確かに、他人の意見を聞き入れることのできる広い視野を持つことも、自分の考えを最後まで貫き通すことも大切だ。しかし、本当に大切なのは、「知識がはしごを作ったのではなく、二階にあがりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という名言があるように何事にも熱意を持って取り組むことだ。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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