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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   避けなければいけない未来    一休さん

    避けなければいけない未来    
 一休さん 
 筆者は、自然の道が次々と舗装され道に風情がなくなり、残念に思っている。最近、筆者がある方から何も珍しくない平べったい石を渡され、その石をどこで拾ったか尋ねると「道」だと言う。筆者は、ゆたかな気持ちでものみなすべてにいとしみを感じながら歩く土の道にちがいない、と思った。もちろん舗装された道も大事であるが、道が一番道らしいのは、人間の暮らしをあたたかに支え、いろいろなものを発見することのできるふみしめられた道であると、作者はこの事を忘れてはならないとみんなに訴えている。(要約)
 僕はこの文章を読んで、「ああ、確かに」と納得することがあった。僕の住んでいる家の道はもちろん、なぜか公園の一部までアスファルトが入りこんできている。このアスファルト、夏は太陽の照り返しがむんむんしていて体が燃えるように暑くなってくる。(まるで、たとえ)なにより迷惑なのが、土の道とは違い、転ぶとものすごく危険なことである。これじゃあ、ボール遊びもできやしない。こんなアスファルト道路が全国に広がっているのだ。まるで、自然の道がボール遊びをするためにできているようだ。(まるで、たとえ)しかし、土の道のままでアスファルトの道路がないと高速道路が車に支障が出てしまう。場合によってはアスファルトの道路が必要であるが、僕には自然の道が好きである。
 この文章と似た話がある。新聞を読んで驚いたことがある、それは僕が旅行して見た山が、ある会社によって買い取りゴルフ場を開発すると報道されていたからだ。もちろん、山の周りに住んでいる人達が猛反対している。僕は住民に勝って欲しいと願った。僕がいつも楽しみにしていたオナモミを取る事が住宅の開発のためになくなってしまった。僕はこのことについて反感を持った。僕の実家は秋田県にあるが、ご存知のように田舎が多い。そのため、自然のままの道も多い。空気もきれいで、良い気持ちになる。実家の周りの子どもたちは毎日のように外で遊んでいるそうだ。僕はこの人達がとても羨ましく思える。都会の子はいつもゲーム。これは外で遊べるところが限られてきているからかもしれない。なるべく早く、子供が遊べるような場所をつくって欲しい。もっと緑(自然)が欲しい。今や将来の子供のためにも……!
 人間はどうして自分達の便利さだけを求めているのであろうか? そして、その便利さについて反省しないのであろうか? 僕はこの文章を読んで「自然をなくしていく人間達」について改めて考えさせられた。経済発達だけがすべてではない。人間の心も成長しなくてはならないと思う。これからもどんどん化学が発展し、土の道がなくなってしまう可能性だってないわけでもない。これが現実にならないよう人類は努力しなければならないであろう。氏より育ち(ことわざ)、今からの人間の努力によって、次の世代が変わってくるのである。人類の未来のために世界を無駄のないすばらしいものにしよう!

   講評   jun


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