国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   端的にいって、私たちは   のりたま

 昔話の中には、単に語ることから生じた表現の形式や民衆の文学であることからくる内容の普遍性ということだけでなく、何かもっと大きな力がかくされているような気がしてならない。語り手としても、もし、よい語り手になりたいと願うなら、たえず昔話にふれている必要があると私は思う。それは、単にそこから話の材料が得られるからというだけでなく、昔話に親しむことによって、「物語」やそれを「語る」ことの意味が少しずつわかってくるように思えるからだ。お話に興味をもつ者にとっては、昔話は、たえずそこに自分をうるおしにかえっていかなければならない泉のようなものだと思うのだ。(要約)
 今度、クラスで、お別れ会をすることになって、僕の班では、「七ひきのこやぎ」をやることになり、初めに劇の役決めで、ヤギの役が人気がなかったので、じゃんけんをしたら、負けてしまった。そういえば、前にも通学班の団長決めのときも、じゃんけんで負けたなぁと思った。でも、ヤギの台詞は鳴き声だけだからよかったかもしれない。母も小学校のお別れ会で、「三びきのこぶた」をやったそうだ。このように昔話は、こういう劇などでよく使われ、みんなの心を楽しませる。(似た話)
 800年以上も前の「平家物語」や600年以上も前の「浦島太郎」、「一寸法師」は、多くの人によって、口から口へ途絶えることなく伝わった。まるで、アリの行列のようだと思った。(似た話、たとえ)
昔話とは、みんなの心を楽しませるので、長く語りつがれたのだと思う。
                        (一般化の主題)
 
 

   講評   oto

初めてのパソコン書きの作文は、どうだったかな。がんばったね。初めてなのに、たくさん書いたね。ただし書きも忘れずに入れてあったから、キーワードと両方で項目は全て◎になったね。すごいなぁ。来週はただし書きの入れ方をもっと詳しく説明するね。
 難しいと言っていたけど、要約、じょうずにまとめられたね。本文にあるように、昔話は今も生活のいろんな場面で身近に幾度となく、語られ演じられて、親しみ深いものとなっているんだね。
 ジャンケンに負けたのはくやしいね。劇ではそれぞれの役が大事な役目を担っている。せいいっぱい演じきることで、劇全体の仕上がりの質が変わるね。泣き声も重要だよね。
 何百年も昔から途切れることなく続いてるおびただしい数の物語のことを、アリの行列にたとえることができたね。感想文で、なかなか入らなかったたとえをじょうずに入れたね。とてもいいよ。
 主題は、要約にうまくつながり、その存在の意味を一言でまとめることができたね。うまいなぁ。

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