国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   頑張る決意!   ハッピー

 「よーし、やってやるぞ!」
私のがんばったこと——実は、こういう思い出は、私の頭の中にはわずかしかない。しかし、私にはめずらしく、最近がんばっていることがある。
 それは、『ご飯』である。好きな物、嫌いな物。好き嫌いは人による。私は、シーフードやセロリ、しらすなど嫌いな物がとても多い(それだけ、わがままなのだろうか?)。見ただけで、
「…………。」
気分がみるみるうちに下がり、青くなる。だから、栄養も多少傾いてしまうのだ。それを、解消するため、私は動いた。
「美味しいからって、ご飯だけではなく、野菜も魚も肉もとろう。」
と。だから、今ではなんでも栄養沢山とっている——のではなく、実はこれは心がけで終わっていた。両親や弟に
「これ、おいしいよ、絶対。なんで、食べないのかなぁ。」
「ビタミンとらなきゃ。とらないと肌に悪いよ。」
「おねえちゃん。好き嫌いは悪い、だめ!」
と、不思議だったり、少し怒った顔で注意されても、
「えー、また今度にするよ……。」
の連続で、食べられないのである。だから、私の嫌いな食べ物への挑戦は今でも続いていて、頑張っている。
 ところで、頑張った思い出の一つに、六年生の時の運動会がある。もう、前の話といっても、ごく最近の事だから、ありありと記憶に残っている。私は、何しろ最後だから、いろんな体験をしておこうと、友達といっしょにブロック種目委員に入ることにした。ブロック種目委員とは、何か? それは、五年生と六年生がいっしょに団結してやる競技を考える委員だった。これが、結構大変で、競技は『騎馬戦』と『棒倒し』に決定したのだが、まるで天国のような休み時間はなくなってしまう。また、高学年だから、これが激しい展開になるため、怪我人もたまに出てくる。そんな、問題を全て解決できるようにしなくてはならないのが、ブロック種目委員の使命、または宿命なのである。アイディアを絞りきったため、
「あーあ、やらなきゃいけないことがいっぱいだ……。」
と、くたくたに疲れるし、この委員+運動会の練習もある。——しかし、そのの困難という壁を飛び越え、見事本番がやってきた。
「今までだってがんばったんだから、今日だってがんばってやる!」
体操、審判役、百メートル競争、六年全員リレー、そして騎馬戦と棒倒し……。結局、私のチームの赤色は、惜しくも優勝はできなかった。それどころか、あと五点ぐらいの差で最下位。確かに悔しくてたまらなかったが、
「これも、きっと良い思い出になるよな。」
と、前向きに私は考え、実際に今、良い思い出になっている。
 がんばることは人間にとって、人生のレシピと言えると私は思う。もし、努力せずに、生きていこうなど、誰にも出来るわけがない。頑張ることによって、これから、自分が何をすれば良いのか、何をすべきなのか……これからの道が見えてくるのである。また、私の運動会の時のように、自分の納得できる“良いもの”が手に入るのである。どちらにしろ、頑張ることによって悪いことは起きないのだから、私はなるべくいろいろな面で頑張れればいいなあと考えている。
 「よーし、今度だってやってやるぞっ!」
と、気合を入れて、頑張ろうと努めている私だった。

   講評   jun


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