低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
別れは第一歩 さっC
ポタッポタッ。涙が川のように流れる。涙がとまらない。(書き出しの工夫)
今日は、4年2組のお別れ会。クラスがえがあるからもうこのクラスと一緒ではなくなる。こんなふうに考えると涙がとまらなくなる。3年生から一緒だった42人。ケンカをした時もあるけれど、みんなで解決をしてお互いに気付きあってきた最高のクラスだった。そんなクラスと別れるのはとてもさびしい。心の中がまっしろになってくるようなきがする。私の頭の中に一学期からの思い出がこみあげてきた。巨大なシャボン玉を作ろうとして、何回も失敗しながらも、サイダーやゼラチンなどもいれてみたりした。「おもちを作ろう」では稲の苗を田んぼに植えた。スズメに食べられたりしながらもあみをしいたりしてがんばってきた。他にもたくさんある。
「プログラム8番、思い出を語ろう。一学期からの思い出を思い出してみてください。」
と言った。出席番号一番の人からどんどん言っていった。私は、自分の番がくるのをまった。
「私が一番思い出に残ったことは、『全部手作り4−2思い出うちわを作ろう』です。1本の竹から最初から最後までうちわを作りたいということで、職人さんに教えて頂けるかきいて、何回もことわられてやっといいといわれながらも最後までできてよかったです。」
私が涙をふいてつっかえながらもいい、席にすわった。最後まで聞き終わったらなにかみんないっしょだなぁとおもった。よく考えるとみんな、思い出が一緒だったのだ。みんな思い出が『全部手作り4—2思いでうちわを作ろう』だったのだ。そして、ほとんどの友達が泣いているのだ。今、私の心の中は五年生になってまた新しい友達に会えるということでうれしいという気持ちとクラスがえで悲しいという気持ちで複雑だった。
別れというのは悲しいけれどまた出発のもとになるきっかけなのかとわかった。
講評 jun
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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