創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
量より制御 ピエッパ
現在、日本は量よりも制御が問題になっている。しかし、今の社会はこの制御の重要性にあまり気付いておらず、大量生産は増える一方だ。ではなぜ、このように量を求めるのだろうか。
その原因として、量がなかった時代からそれほど時がたっていないからだと思う。第二次世界大戦が終わったのが祖父母が子供の時で、その時十分に食べられなかったためか、食事の時は量を勧めてくる。このため、量の精神を排除するのは難しいのだ。
もう一つの原因として、制御のやり方をあまり理解していないからだと思う。日本は今、どうすれば制御できるかというのを模索している。そしてもしこのまま量が増え続ければ、恐竜が巨大になりすぎ体を制御できずに滅びたように、人間も滅びてしまうかもしれない。そうならないためにも、真剣に制御について取組むべきだ。
確かに、世界中を見ると食糧不足に悩んでいる国もある。しかし
「増え過ぎたるは猶及ばざるが如し」
というように、過剰なものは、不足なものと同じくらいいけないことだ。だからこそ、足りないものを量で補うのではなく、多すぎるものをうまく利用していくべきだ。
講評 huzi
おみごとです。 無駄を省き、必要な部分をきわだたせ、みごと字数圧縮ができましたね。 この意見文に書いた内容は、どこかで使えそう。頭にメモしておきましょう。
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