国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   昔ながらの小道   りんこ

一番道らしいのは、人間のくらしをあたたかに支え、いろいろなものを発見することのできるふみしめられた道である。
 自然は、まだ残っているのだろうか…。私の家の前には公園があったり、学校では竹やぶが広がっている。また、緑の多い公園だってある。しかし、まだまだ木や川などは残っているように見えて、どんどん自然は減っているのだ。家の前の公園では、夏の間せみがいっぱい鳴いたり、他の公園では、いろいろな虫(ムカデ、イモムシなど)が木から降ってくるのだ。学校の竹やぶは、竹がおおいかぶさっていて、いつ倒れるかちょっと怖い。また、緑の多い公園では自然と一緒に遊ぶことができる。そんな自然が、「あってよい」と思う点をいくつか挙げてみる。
1.空気がよいので、空気がおいしい。なぜかというと、木は、二酸化炭素を吸って、酸素をはくからだ。しかし、そのせいで、山火事がおきたりする。(物が燃えるには酸素が必要だから)そうすると、自然(森)がなくなる。
2.昆虫探しに良い。それは、カブト虫を採ったりせみを採ったり…。昆虫採りは、子供が大好きだからだ(私も)。近くの公園などにはない虫(アゲハなどの大きいチョウなど)がたくさんいて、みんな喜ぶはずだ。しかし、採った虫は、返してあげたほうが、虫は喜ぶだろう。しかし、悪い点もある。それは、虫が嫌いな人は、虫がいっぱいいることだ。自然は、よいところもあるし、悪いこともあるのだ。
 私は、前YMCAのキャンプで、立山に行ったり、阿南に行ったりした。立山は昆虫だらけ、阿南は、(言っては悪いが)トイレや私が住んでいた小屋に「ガ」や「チョウ」がいっぱいいたし、看板みたいな所には、いっぱい変な虫が全面にへばりついていた。でも、それはまだ自然は生きている。という印だと思う。私は、そんなに虫が好きではないのだが、そういうふうに思うと虫もがんばって生きているんだな。と思った。
 「水清ければ魚住まず」と言う言葉がある。森がきれいになると、食べる物がなくなってしまい、虫は住めない。だから、道が舗装されてしまうと、自然が住めなくなってしまうのだ。人間にとって、自然と触れ合うには、自然を受け入れる心がないと遊べないと思う。なぜかというと、自然を人間とたとえて、自然が新入生だとすると、私達が自然を受けいれようとすると自然という新入生もなじんでくれるからだ。

   講評   huzi

       
小学生最後の清書の完成ですね。たぶん、過去最高傑作だと言っていいですね。
 中学生になると、書き方が少々変わります。 しかし、前の話を思い出して自分の体験を書く方法はほぼ同じ。楽しみにしておいてね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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